土地売れば3億円…時給2000円 熊本・菊陽町「半導体バブル」 一方で“嘆き”の声も（テレビ朝日系（ANN）） - Yahoo!ニュース
24日、熊本県菊陽町で世界的な半導体メーカー「TSMC」の工場が開所式を向かえる。町は土地の高騰など“半導体バブル”と呼ばれる空前の好景気に湧いている。一方で、人手不足で時給が2000円に高騰するなど、熾烈（しれつ）な人材獲得競争も起きている。 ■通勤ラッシュ「東京と変わらない」 電車を降り、続々と仕事に向かう人たち。バス停にも、多くの行列ができている。 都心の通勤ラッシュのような光景だが、ここは熊本県にある小さな町・菊陽町の無人駅。東京から転職してきたという女性は、次のように話す。 東京から熊本に転職 「熊本に来たら（通勤が）楽になると思ったんですけど。東京と変わらないですね、正直」 混雑しているのは、この無人駅だけではない。工場への道路も朝から大渋滞となり、車はほとんど進めない状況だ。 これほど多くの人が集まる理由。それは、24日に開所式を迎える半導体工場だ。台湾の世界的半導体メーカー
FIRE成功で「不労収入700万円」の男が迎えた結末…半導体特需から考える「働くことの本当の意味」（御田寺 圭） @gendai_biz
バイト時給3000円の田舎町 ご存じの方も多いだろうが、熊本県の中部にある菊陽町（きくようまち）という小さな町がいま活況に沸いている。 政府と県の主導によって、台湾の大手半導体メーカー「TSMC（台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング・カンパニー）」がこの町に超がつくほど巨大な工場の建設を決め、いわゆる特需が発生しているからだ。驚くべきことに、今回のプロジェクトでのTSMCからの投資額は日本円で１兆円を超えている。総投資額の４割ほどを日本政府が補助する形で今回の誘致が成功したという。 広大な敷地に大規模工場を急ピッチで建設する超巨大プロジェクトであり、工事作業員はつねに5000人規模の３交代制で休みなく動いている。また工場完成後を見越した従業員のためのマンション建設、あるいは半導体関連企業の進出などが相次いでおり、のどかな九州の田舎町は突如として「日本でいま一番アツい町」に変貌してい
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