「熱対策素子」というストレートな名前の素材 商品ジャンルとしては「ネッククーラー」「クールリング」などと呼ばれるらしい。筆者が買ったのは1000円程度のものだったが、Amazon.jpなどで探してみると、相場は2000円くらいのようだ。 中に入っている液体は「相変化熱対策素子」というストレートな名前。これは一定の温度で凝固・融解する素材だ。今回のネッククーラーに詰められた液体は28度で“凍る”ようにできている。 クーラーが効いている部屋なら、夏場でも勝手に凍る。融解している間は温度が一定で保たれるので、長時間28度を維持できるという理屈だ。 冷たくはない……程よく“冷めている” 実際に使ってみた。28度というとそんなに冷たくなさそうに見える。実際「冷たい」という感じは一切ない。程よく“冷めている”というのが近いかもしれない。いや、冷めている(=室温程度)というよりはもう少し冷たいか……。