「原告適格認める」「裁判はこれからだ」などと書いた紙を掲げる一審原告の東恩納琢磨さん(左)ら=15日午後3時すぎ、福岡高裁那覇支部前
ユネスコ創造都市に選定された兵庫県丹波篠山(たんばささやま)市の篠山城下町地区におけるホテル開発を巡り、反対派の周辺住民が市に開発許可の差し止めを求めた行政訴訟で、神戸地方裁判所は2022年8月23日、原告の訴えを却下した。原告はこれを不服として9月5日、大阪高等裁判所に控訴した。 問題となったのはルートイン開発(長野県上田市)が進める地上3階建て、高さ11.95m、建築面積1565m2のホテル開発だ。計画地は市の土地利用基本計画で「歴史環境形成区域」に位置し、国の重要伝統的建造物群保存地区の南側に面している。 ホテルルートイン丹波篠山(仮称)の完成予想図。市が建築面積1000m2以上の商業・業務施設の開発を原則的に禁止している区域で計画している(出所:丹波篠山市)
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