9月に発足した菅内閣で外務政務官に起用された国場幸之助衆院議員(47)の「不倫示談」の場を、現役暴力団幹部が仲介していたことが、ノンフィクションライターの西﨑伸彦氏と「週刊文春」の取材で分かった。仲介した暴力団幹部に取材し証言を得るとともに、その事実を裏付ける「弁明書」も入手した。 国場氏は沖縄県議を2期務めた後、2012年に衆院選で初当選し、現在3回生。事の発端は2018年4月。国場氏が那覇市内で観光客と喧嘩の末に書類送検され、この事件を契機に不倫疑惑が取り沙汰されたことにあった。不倫相手とされるガールズバーの女性経営者の夫・高橋次郎氏(仮名、那覇市在住の40代男性)が、妻の携帯から取り出した国場氏と妻とのLINEをみると、そこには破廉恥な文言が並んでいた。 〈大好きな香織(仮名)〉〈キスしたい〉〈パイズリしたい〉 国場氏は妻帯者で、3人の娘を持つ身。W不倫が疑われる状況を目の当たりにし