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国立極地研究所の検索結果1 - 11 件 / 11件

  • 日本の古典籍中の「赤気」(オーロラ)の記載から発見された宇宙変動パターンの周期性と人々の反応に関する記述 | 2023年度 研究成果 | 国立極地研究所

    日本の古典籍中の「赤気」(オーロラ)の記載から発見された宇宙変動パターンの周期性と人々の反応に関する記述 2023年4月27日 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 国立極地研究所 国立極地研究所の片岡龍峰准教授は、日本の古典籍に残る、過去1400年にわたる「赤気」(オーロラの意)の記録から、太陽活動と地磁気の基本的な変動パターンが読み取れることを明らかにしました。これは、将来起こりうる巨大フレアや巨大磁気嵐への備えとなる重要な知見です。 また、個々の古典籍について、改めて丁寧に見直していくことによって、興味深い記述・表現・絵図が幾つも残されていることも確認されました(図1に一例)。オーロラを見た当時の人々の反応の記録からは、その驚きの表現などに関して、時代によって変わらないこと、あるいは時代によって変わることについて、さまざまなヒントを伺い知ることができます。このような調査は、当時

      日本の古典籍中の「赤気」(オーロラ)の記載から発見された宇宙変動パターンの周期性と人々の反応に関する記述 | 2023年度 研究成果 | 国立極地研究所
    • 南極の基地で今年初めて「A級ブリザード」が発生、国立極地研究所の撮影した映像が恐怖でしかない

      国立極地研究所/NIPR @kyokuchiken 【63次隊初の外出禁止令】#JARE63 7月7日21時15分、63次隊初の外出禁止令が発令されました。 7日午後から始まったブリザードですが、夜には平均風速25m/s以上、視程100m未満となるタイミングも増えてきて、今までのブリザードの景色とは違うものになりました。 ✍JARE63 三井俊平 pic.twitter.com/2fyfwJu1PK 2022-07-12 18:01:00 国立極地研究所/NIPR @kyokuchiken 極地研(きょくちけん)公式アカウントです。南極と北極に観測基地をもち、大学共同利用機関として極地に関する観測や研究を進めています。東京都立川市にある広報展示施設「南極・北極科学館」は予約不要・入場無料▽ nipr.ac.jp/science-museum/ nipr.ac.jp

        南極の基地で今年初めて「A級ブリザード」が発生、国立極地研究所の撮影した映像が恐怖でしかない
      • 2024年5月に日本に現れたオーロラの色の謎を解明 ~日本全国から寄せられた写真を解析~ | 2024年度 研究成果 | 国立極地研究所

        2024年5月に日本に現れたオーロラの色の謎を解明 ~日本全国から寄せられた写真を解析~ 2024年10月31日 大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立極地研究所 大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 統計数理研究所 国立大学法人 東京大学 国立極地研究所の片岡龍峰准教授を中心とする研究グループは、2024年5月11日に日本の広範囲から市民によって撮影された179点のオーロラ写真を分析しました。その結果、兵庫県などの低緯度の地域でもオーロラが観測できたのは、高度1,000kmという通常よりも高い場所までオーロラが発光していたためであること、また、日本から見えたオーロラの色が低緯度オーロラでよく見られる赤色ではなくマゼンタ色をしていたのは、太陽光の青い散乱光が同時に見えていたためであることを明らかにしました。 aは青森から撮影されたオーロラ写真(KAGAYA氏撮影)。bは

          2024年5月に日本に現れたオーロラの色の謎を解明 ~日本全国から寄せられた写真を解析~ | 2024年度 研究成果 | 国立極地研究所
        • バイカルアザラシのユニークな生態:わずか0.1グラムの小さな獲物を1匹ずつ食べていた│国立極地研究所

          バイカルアザラシのユニークな生態: わずか0.1グラムの小さな獲物を1匹ずつ食べていた 2020年11月17日 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 国立極地研究所 国立極地研究所(所長:中村卓司)の渡辺佑基准教授を中心とする研究グループは、バイカル湖に棲むバイカルアザラシが、今までに調べられた他のどんな水生哺乳類よりも、小さな獲物を食べることを発見しました。バイカルアザラシは重さ0.1グラムの微小な浮遊性ヨコエビを1匹ずつ、1日に何千匹も捕えていました。口を開けるたびに入ってくる水を排出するために、ギザギザした特殊な歯を持っていました。バイカル湖という固有の生態系の頂点にいるアザラシのユニークな生態が初めて明らかになりました。 シベリアの中央南部に位置するバイカル湖は、数千万年も前に形成された世界一深い湖であり、数多くの固有種で構成された独特の生態系を持っています。生態系の頂点にい

            バイカルアザラシのユニークな生態:わずか0.1グラムの小さな獲物を1匹ずつ食べていた│国立極地研究所
          • 【国立極地研究所 南極・北極科学館】放課後等デイサービスで行って来たよ!と【今日のお弁当】 - 晴れ時々コジコジ blog

            いつもありがとうございます。 【国立極地研究所 南極・北極科学館】放課後等デイサービスで行って来たよ!と【今日のお弁当】 先日、いつものように放課後等デイサービスより送迎の車が到着し『今日もよろしくお願いします!』と息子のジャグちゃん(名前の由来)を送り出し私はその足で仕事に! (^^)! 帰って来るまで今日はどこに行ったのか知りませんでした。 帰ってきてリュックの中からガサゴソと何かパンフレットを取り出し渡されました。 国立極地研究所 南極・北極科学館と書いてあり、今日はここに行ったよ!と教えてくれました。 恥ずかしながら、初めて聞いた場所の名前です(#^^#) www.nipr.ac.jp こんな面白そうなところに連れて行ってもらったんだ(^▽^)/ すごいねー!楽しかった?と聞くと 『うん(^▽^)/』 しろくまの大きな剥製があったり、オーロラの映像を上を見上げて観賞したようです。

              【国立極地研究所 南極・北極科学館】放課後等デイサービスで行って来たよ!と【今日のお弁当】 - 晴れ時々コジコジ blog
            • 国立極地研究所 北極観測センター │ 北極研究 │ ノリリスクの油流失事故に対する北極域研究者の緊急オンライン懇談会が開催されました

              ノリリスクの油流失事故に対する北極域研究者の緊急オンライン懇談会が開催されました 2020年7月2日 2020年5月29日に判明したロシア北極圏のノリリスクにおける油流出事故をうけて、ArCS II(*)に関わる研究者の有志がメールで6月10日から12日までの間に意見交換を行った。特に事故に対して専門的立場からのコメントを行い、事故に対しての理解を深めるためである。このメール交換は、専門家だけでなく、幅広くこの問題に関心ある方にも有益な情報であると判断し、これをオンライン懇談会として編集し公開することとした。メール部分にある挨拶などの部分は削除し、また読みやすいように編集した草案を作成し、これを参加者で確認し、公開に合意したものが以下のテキストである。 *ArCS II:2020年6月に開始した文科省補助事業北極域研究加速プロジェクト ノリリスクの油流失事故に対する北極域研究者の緊急オンラ

              • 国立極地研究所│ニュースとお知らせ

                [プレスリリース]無人観測航空機、高度22kmの南極成層圏エアロゾルのサンプルリターンに成功! 2015年3月13日 第56次日本南極地域観測隊(隊長:野木 義史 国立極地研究所教授)において、九州大学と福岡大学の共同開発による無人観測航空機Phoenix-S(フェニックス エス)1号機を用いた高度22kmのエアロゾルサンプルの回収、および、高度23kmのエアロゾル濃度測定に成功しました。観測高度は、無人航空機、有人航空機のいずれとしても前例のない高い高度です。 同機は、2015年1月24日夕方(昭和基地時間、以下同様)、昭和基地東方約20kmの南極大陸氷床上のS17地点からゴム気球に懸吊して放球され、エアロゾルの濃度観測およびサンプリングを行いながら上昇し、高度23kmまで観測を行いました。その後はパラシュートで降下し、高度12kmで気球・パラシュートを分離、自律滑空飛行によりエアロゾル

                • 太陽系最古の火山岩を発見!│国立極地研究所

                  国立極地研究所の山口亮准教授を含むフランスと日本の国際共同研究チームは、アルジェリアで発見された安山岩質隕石「Erg Chech 002」(EC 002、図1)が、年代既知の隕石や岩石の中で最も古い火山岩であることを明らかにしました。 研究チームがこの隕石の化学組成を分析したところ、火山岩の一種の安山岩であることが分かりました。さらに、年代測定によって、EC 002は今から45億6500万年前、つまり、太陽系誕生の直後(誕生の225.5万年後)にできたことが明らかとなり(注1)、EC 002がこれまでに年代が知られている隕石や岩石の中で最も古い火山岩であることが判明しました。 本成果により、EC 002のような安山岩質溶岩が、太陽系のごく初期に微惑星や原始惑星の表面に普遍的に存在していた可能性が示されました。この成果は、アメリカの学術誌Proceedings of the National

                    太陽系最古の火山岩を発見!│国立極地研究所
                  • なぜ見捨てたのですかって/国立極地研究所 南極・北極科学館にて - もっともっとワクワクの君へ

                    みなさーん 南極ってどう どこにあるの ψ(._. )> ツアーがある (✿◡‿◡) お題「ゆっくり見たい映画」 えぇーこの船で南極へ行ったぁ 開南丸 1910年日本初南極上陸 南極・北極科学館展示     2021年9月 白瀬隊が南極まで行った船。204トンの木造漁船を改造したもの 南極・北極科学館 2021年9月 国立極地研究所 南極・北極科学館 館内マップ  南極・北極科学館 2021年9月 1956年11月 「宗谷」出航  南極・北極科学館 展示2021年9月 カラフト犬モニュメント 南極・北極科学館 2021年9月 1956 年 11 月出航した第 1 次隊は 22 頭のカラフト犬を同伴していた。 悪天候のため、次年度の第 2 次隊が昭和基地に近づけず、 15頭の犬を置き去りにすることになった。 タロ・ジロの感動がよみがえる! 「南極物語」30周年記念で初のブルーレイ化 : 映画

                      なぜ見捨てたのですかって/国立極地研究所 南極・北極科学館にて - もっともっとワクワクの君へ
                    • 南極観測隊に同行したオスの三毛猫「たけし」の物語 国立極地研究所のアーカイブで公開中

                      第1次南極観測隊(1956年出発)と共に南極に渡った猫「たけし」の記録が、国立極地研究所のアーカイブ室で公開されています。 コンテナがお気に入りのたけし(以下、画像は国立極地研究所のサイトから) たけしは観測隊が出発する直前に託された猫で、「雄の三毛猫は珍しくて縁起がいい」ということから、航海の安全を願って宗谷に乗せられました。 「たけし」という名前は永田武隊長の名前をもらったもの。犬ぞりを引くことや研究の対象になることはなかったので、残されている記録はわずかだそうです。 公開されている写真の中には、子犬たちを引き連れたたくましいたけしの姿が。仕事をする人の隣に座ったり、雪の上で過ごしたり、南極の生活に溶け込んでいる様子が伝わってきます。 仲良しの隊員と 子犬とじゃれあうたけし 子犬たちの大将です 指定席に座るたけし 雪の上でも平気です 昭和基地の屋根の上にいるたけし いっぱいご飯をもらっ

                        南極観測隊に同行したオスの三毛猫「たけし」の物語 国立極地研究所のアーカイブで公開中
                      • 南極へ行った猫 たけし -国立極地研究所 アーカイブ室

                        第1次南極観測隊が出発する直前、ある人から託された一匹の三毛猫。雄の三毛猫は珍しく縁起がいいとされ、航海の安全を願って宗谷に乗せられました。そして観測隊の一員となった三毛猫は、永田武隊長の名前をもらい「たけし」と名付けられました。 たけしはペットとして活躍しましたが、樺太犬のように犬橇を引いて働いたり研究の対象とはされなかったために、残されている記録はわずかです。猫がいたことを知っている人は少ないのではないでしょうか。 最近になり整理・寄贈された資料から、新たにたけしの写真や映像が発見されました。 残念ながら永田隊長とたけしが一緒に写っている写真は、これまでに整理された極地研アーカイブの中には見つかっていません。 日本でただ1匹南極で越冬した猫、たけしの貴重な写真を一挙に公開します。 *南極新聞上では「たけし」と名付けられていますが、「タケシ」と書かれる場合もあります。ここでの表記は通常「

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