ヤフーや米アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)の日本法人など約10企業が東京大学や大阪大学など約20の大学に協賛や寄付を実施する。新型コロナウイルスが流行してから初めてリアルで学園祭を開催する大学が多い状況で、ESG(環境・社会・統治)投資として企業の露出を高める。優秀な人材の確保を視野に産学の連携を深める。企業が国内の複数の大学に対して寄付を実施するのは初めてとなる。約2億円の寄付金を目標に
東京大学、大阪大学や日立製作所、NECなどを中心に大学や企業が参加した「学びのイノベーション・プラットフォーム」が立ち上がった。科学、技術、工学、芸術、数学などを総合的に学ぶ「STEAM教育」を全国規模で推進する。各地に点在して活動するグループのコンテンツやノウハウを共有し、科学技術を中心とした次世代育成の強い基盤を構築する。当面は企業会員100社の参加を目指す。 学びのイノベーション・プラットフォームは産学官、地域、学校、NPO法人、個人など社会総出で、子どもの理数・STEAM教育を推進する全国ネットワークだ。さまざまな開発した教材を電子化し、相互活用できるコンテンツ基盤を整備する。併せて子ども向けに工場・研究所でのリアルな体験学習も企画・実施する。 従来は狭い範囲で教材開発や経験・ノウハウを共有する事例はあったが、全国規模による取り組みがなかったためネットワーク化する。小・中学校や高校
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