笑顔を見せるエリザベス英女王。スコットランドのスターリング城に新しく開館した博物館を訪れた際の一幕(2021年6月29日撮影)。(c)Andrew Milligan / POOL / AFP 【9月17日 AFP】英国のエリザベス女王(Queen Elizabeth II)が今月8日に死去して以来、チャールズ国王(King Charles III)は「無私の義務」に生涯をささげた「最愛の母」に惜しみない称賛を送っている。だが、特筆すべき女王の本質がもう一つある──ユーモアのセンスだ。 女王はとてもちゃめっ気のある人柄で、物まねが上手で、辛口のウイットと自分自身を冗談の種にすることでよく知られていた。 ■パディントンと007 今年6月、女王の在位70年を祝う「プラチナジュビリー(Platinum Jubilee)」の記念コンサートで公開された映像作品で「くまのパディントン(Paddingto