南米アマゾン川流域の熱帯雨林で発見された壁画に、氷河時代の巨大動物などが描かれていることが明らかになった。研究者らがこのほど公表した。 数千点の動物などの絵は、コロンビアのアマゾン川流域の北端部にある3つの岩窟遺跡の壁で見つかった。推定約1万1800~1万2600年前、最終氷期にかけて描かれたものとされる。
(CNN) 南米アマゾンの熱帯雨林でこのほど、研究者らが岩壁に描かれた氷河時代の装飾画を発見した。マストドンなど当時の巨大な動物の図柄が数千点確認できるという。 英エクセター大学の研究者らが発表したところによると、これらの壁画の起源はおよそ1万1800~1万2600年前にさかのぼる。3つの異なる岩窟住居の壁に描かれ、このうち最大のものには個別の図柄数千点が含まれる。 場所は現在のコロンビアのセラニア・ラ・リンドサと呼ばれる地域。岩壁の装飾画は、この地に暮らしていた最初期の人類が氷河時代の大型陸生動物とどのように共存していたかを今に伝える。メガテリウム、マストドン、ラクダ科やウマ科の動物、長い鼻を持つ有蹄類などの姿が描かれている。 エクセター大学の考古学者、マーク・ロビンソン氏は「壁画から垣間見える当時のコミュニティーの生活は、色彩豊かで刺激的だ。今日の我々からは信じられないことだが、住民た
柔らかい組織や毛、角も残る ロシアのメディアによれば、このケナガサイが見つかったのは昨年の8月で、場所はシベリア東部・サハ共和国のAbyisky地区にある永久凍土の中だという。 科学者たちは、この死骸を研究室に運べるようにするため、現在氷の道が形成されるのを待っているそうだ。そして1月には調査を行う予定だとしている。 しかもこのケナガサイは、今までよりも最も保存状態が良く、柔らかい組織や内蔵の一部、濃い毛や脂肪の塊なども損なわれておらず、角も残っていたとか。 シベリアの永久凍土が多く解ける 近年、気候変動によりシベリアの広大な土地を占める永久凍土が、かなり多く解けているという。 このため今までもマンモスやケナガサイ、ホラアナ・ライオンの子供、など多くの保存状態の良いサンプルが回収されてきたそうだ。 また2014年には、4万2000年前に生息していた馬の子供(Lena horse)もサハ共和
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