東京(CNN) 東京・秋葉原で先月下旬、米半導体大手エヌビディアのグラフィックスカード新製品を買い求めようとする客がパソコン店前に殺到して混乱を引き起こす騒ぎがあった。米中対立が中国の熱狂的ゲーマーや再販業者に与えている影響を映し出す騒動だった。 秋葉原にある「パソコン工房」前には1月30日、400人あまりが詰めかけた。エヌビディアのグラフィックスカード「GeForce RTX 50」の新製品を買い求めようとする客だった。 しかし詰めかけた客が歩道をふさいだり、近隣の敷地に侵入したりしたことから、店は販売中止を強いられた。 パソコン工房は2月3日、「弊社の不手際により騒動となり、お客さま、ご近隣の皆さまならびに関係者さまへ多大なるご迷惑、ご心配をおかけいたしましたこと深くお詫び申し上げます」と謝罪した。 パソコン工房を展開するユニットコムの端田泰三社長は5日、CNNの取材に対し、ビデオカー