北大西洋に生息するナマコの仲間「スカーレットプソルス」/Sara Jobson/Mercier Lab, MUN (CNN) 生きているとはどういうことか――その問いへの答えは思ったより複雑かもしれない。海の生物を研究するカナダのチームが、このほど新たな発見を報告した。 チームは偶然、北大西洋に生息するナマコの仲間「スカーレットプソルス」の体の一部が、切り離されてからも衰えたり死んだりせず、成長している様子に気づいた。 詳細を調べようと、さらにスカーレットプソルスの足や胴体、触手の一部を切り取り、未処理の海水に入れていくつかの実験を行った。すると意外なことに、これらの組織片は自力で修復したり、口がないのに養分を吸収したりすることが分かった。 研究結果は米オンライン科学誌「サイエンス・アドバンシズ」に発表された。ナマコの中には、切断されても一定の条件下で新たな個体に再生する種類がある。だが今