カンタン・デュピュー監督『地下室のヘンな穴』を見てきた。 www.youtube.com 舞台は現代フランスのどこかの郊外である。アラン(アラン・シャバ)とマリー(レア・ドリュッケール)の夫妻は地下室にヘンな穴のある家を買うことにするが、この穴はなぜか家の上階につながっており、入ると時間が12時間進むかわりに肉体が3日若返るというものだった。マリーはこの穴を使うのにハマってしまい、若返ってモデルになると言い出す。一方、アランの上司であるジェラール(ブノワ・マジメル)は年下のガールフレンド、ジャンヌ(アナイス・ドゥムースティエ)と暮らしていたが、最近、日本でペニスを電子制御ペニスに付け替えてもらっていた。ところがこのペニスはけっこう不具合を起こしており… テーマは若さへの執着で、マリーとジェラールが女と男、それぞれ違った形で自分の加齢と成熟に向き合えない人として出てくる。ただ、突然モデルにな