4月9日、16日に『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)で、「ボクらの丁稚物語2023」の前後編が放送された。舞台は、令和の時代には珍しい「丁稚制度」を採用する横浜市の家具製作会社「秋山木工」。 一流の職人を目指す丁稚たちの奮闘とともに、新人が集まらなくなったことを危惧した秋山利輝社長が、丁稚制度の改革に乗り出す姿を追っている。若者に過酷な修行を強いる秋山木工に対して、視聴者からは「ブラック企業」「パワハラではないか」と批判が噴出したが、同社の採用サイトを見ると、放送内容との相違がみられるという不可解な事態が発生しているようだ。 社長から「恥ずかしいと思えよ」 秋山木工は、1971年に設立されたオーダーメイド家具を製作する会社で、その製品は、迎賓館や国会議事堂、宮内庁などでも採用されている。「現代の丁稚制度」と呼ばれる独自の研修制度が広く知られており、『ザ・ノンフィクション』もたびたび同