Sakana AIは5月30日、自身のコードを書き換えて性能を高めるコーディング向けAIエージェント「ダーウィン・ゲーデル・マシン」(DGM)を発表した。ダーウィンの進化論に着想を得たアルゴリズムを活用。自身のコードを読み取り、修正することで、コーディング性能を高められるという。 一般的なAIモデルは、事前学習などによって性能を高めるが、学習の完了後に自動的に性能が向上することはない。一方DGMでは、自身のPythonコードを読み取り、AIエージェント機能を構成するWeb検索ツールやワークフローなどを、自ら修正できる仕組みを採用。修正後のコーディング性能を自ら評価する機能も備え、継続的に自身の性能を改善できるようにした。