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家庭環境の格差の検索結果1 - 2 件 / 2件

  • 日本人が家庭環境による格差に目を背ける現実

    いつの時代も存在する日本の教育格差 貧困家庭で育った子どもは大人になっても貧困から抜けることができず、またその子どもも貧困に陥るという「負のループ」。近年、その存在が大きな社会問題であるとして、研究者らが警鐘を鳴らしてきた。厚生労働省が今年7月に公表した2019年の「国民生活基礎調査」によると、2018年時点の子どもの貧困率(17歳以下)は13.5%。約7人に1人が相対的貧困状態にある。 こうしたなか、松岡准教授は、「日本では、まだまだ『生まれ』による教育格差に目が向いていない」と指摘する。 ――そもそも教育格差とは、どんな状況を指すのでしょうか。 「家庭の経済的、文化的、社会的な有利さ・不利さを示す社会経済的地位(Socioeconomic status、以下SES)や出身地域など、子ども本人が変えられない初期条件である『生まれ』によって学力や最終学歴など結果に差が存在することが、教育格

      日本人が家庭環境による格差に目を背ける現実
    • 特集ワイド:親ガチャ「外れ」諦める若者 家庭環境の格差拡大「神様のせいに」 中央大・山田昌弘教授 | 毎日新聞

      どんな親のもとに生まれてくるかで子どもの人生が決まってしまうという意味の「親ガチャ」。語源は、カプセル入りの玩具などが無作為に出てくる「ガチャガチャ」やソーシャルゲームでアイテムなどを引き当てることをガチャと呼ぶことからだそうだ。2021年の新語・流行語大賞のトップ10にも入り、特に若者の間では浸透している表現らしい。なぜ今、この言葉がはやるのか。「婚活」「格差社会」などの流行語の生みの親、中央大教授の社会学者、山田昌弘さん(64)が指摘する、その背景とは。 「最初に聞いたときは、親がガチャガチャとかガミガミうるさく言うことなのかと思いましたが、意味を知ってなるほどと。発音しやすいのもいいですね」。東京郊外の中央大キャンパス。山田さんの研究室を訪ねると、第一印象をそう口にした。 言葉がはやるためには、発音しやすいネーミングは重要だという。例えば、結婚を目指して積極的に活動する「婚活」。08

        特集ワイド:親ガチャ「外れ」諦める若者 家庭環境の格差拡大「神様のせいに」 中央大・山田昌弘教授 | 毎日新聞
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