15日の国内債券市場で長期金利の指標となる新発10年物国債利回りが低下し、前日比0.020%低い(債券価格は高い)0.23%を付けた。日銀が国債を無制限に買い入れる「指し値オペ(公開市場操作)」の対象を新発10年物以外の7年物にも広げる措置をとったため。世界的に金利が上昇するなかで日本国債への売り圧力が強まっており、日銀は対抗手段を増やしている。午前10時10分、市場参加者に伝わった日銀の通知
債券相場は上昇。前日売られた超長期ゾーンを中心に買いが入ったことをきっかけに買いが優勢となった。日本銀行がこの日も10年国債を0.25%で無制限に買い入れる指し値オペを実施したことも相場の支えとなった。 市場関係者の見方三菱UFJモルガン・スタンレー証券の鶴田啓介債券ストラテジスト きのう買われ過ぎた反動で売られ過ぎて、また買い戻しが入っているという個別の売り買いで値段が動いている先物の売り買いに伴って現物債でもきのう大きく下げていた20年債の金利低下が大きい。反動の範囲内かと思う長期金利は0.2%に近くなれば売り圧力が強まり、0.25%になれば上げ止まるという狭いレンジで推移していくイメージだSMBC日興証券の奥村任金利ストラテジスト 日銀の黒田総裁がきのう金融政策の出口戦略に言及したことで朝方は不透明感が下押し材料になっていた午前の衆院予算委員会で同様の発言はなく、不安感や不透明感が後
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