ワークマン(群馬県伊勢崎市)は、パナソニック子会社のShiftall(シフトール)と提携し、ペルチェ素子を使った「冷暖房服」のテスト販売を5月に始めると発表した。価格は2万円で1万着を用意する。 ワークマンはこれまで夏用のファン付きウェアや冬用の熱電ウェアを販売してきたが、冷却(10℃)と温熱(42℃)を切り替えられるペルチェ素子を使うことでオールシーズン対応のウェアとする狙い。ポータブルバッテリーなどで動作する汎用性も兼ね備えるという(動作保証はなし)。 ペルチェ素子は、電流を流すと片面が発熱し、もう片面が冷える性質を持ったデバイス。以前からCPUクーラーなどに利用されていたが、2019年にソニーがこの特性を利用したウェアラブルデバイス「REON POCKET」(レオンポケット)を投入して人気商品となった。 シフトールも今月2日に「Pebble Feel」を発売した。こちらは主にVR用途