並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 14 件 / 14件

新着順 人気順

somehowの検索結果1 - 14 件 / 14件

  • スーパーリーグ騒動に関する雑感 - We gotta put it out somehow, yeah, yeah

    その名も「ザ・スーパーリーグ」(以下TSL)である。「ザ」て。 「ヨーロピアン」をつけないところに、俺たちの客は中国と中東・アフリカだが?という意気込みをビンビンに感じる。 www.nikkei.com 日曜深夜の宣言初日こそサッカー界に激震をもたらしたTSLだったが、その後いつまで経っても記者会見もオフィシャルウェブサイトもデモムービーも出てこず、意思決定を下したはずの各クラブの経営陣は雲隠れという異様な手際の悪さで加速度的に状況が悪化。 辛うじて月曜深夜に首魁の一人フロレンティーノ・ペレスが地元トークショーに出てみたものの時既に遅し、火曜午後の段階で 英国を中心にファンの抗議行動が勃発、 プレミアのTSL参加組の選手が断固反対で一致妥結、 大御所監督陣からも総スカン、 さらにボリスにウィリアム王子まで前のめりで反対派へのサポートを表明 というブリテン4連パンチを叩き込まれ、イングランド

      スーパーリーグ騒動に関する雑感 - We gotta put it out somehow, yeah, yeah
    • プレミアトップ6の10年間を振り返ろう:なぜマンU・アーセナルが沈み、シティ・リバポ・トテナムが台頭したのか - We gotta put it out somehow, yeah, yeah

      色々ありましたね2010年代。リーガ・エスパニョーラとの売上高の差は今や2,400億円。プレミアリーグにとっては、サッカー観戦市場のグローバル化がもたらす恩恵を最大限に受けた10年間であった。 欧州5大リーグの売上高推移(百万ユーロ) さて、10年間の間にビッグ6にも色々あった。というか、トッテナムとシティが台頭してビッグ6という枠組みが成立したのがちょうど10年前の2009/10シーズンだ。この10年間にサッカーもビジネス化したとか、資本主義の論理で動くようになったとか色々いわれるようになった。まあ要するに市場として成長したのだが、そのおかげでビジネスっぽい視点からサッカーを見るのもちょっと流行りになっている。例えば片野道郎さんがNewspicksにこういうコラムを載せたりとか。よっていつものことではあるが、ビジネスっぽい目線に立ちながら、プレミアトップ6の2010年代を振り返ってみたい

        プレミアトップ6の10年間を振り返ろう:なぜマンU・アーセナルが沈み、シティ・リバポ・トテナムが台頭したのか - We gotta put it out somehow, yeah, yeah
      • ボリスタ対談で言いたかったこと、及び欧州サッカーの行く末 - We gotta put it out somehow, yeah, yeah

        プロの投資家がクラブを欲しがるようになっている 彼らは投資リターンを高めるために、欧州サッカーの枠組み自体を変えようとしていく アイデンティティが揺らいだ反動で、各クラブの「本物っぽさ」を語るためのストーリーメイキングに金が使われるようになる サッカーファンは自分がどっちに行ってほしいか、自分の意見を持っといた方が良いのでは Footballistaの10月号で、サッカージャーナリストの片野道郎さんと、ミランファンでFFPに詳しいSchumpeter氏と対談をさせて頂いた。雑誌に収録された対談を見直してみると、何を言いたいんだかイマイチよくわからねえなこのおじさんはって感じで、大いに自分の発言を反省したところです。対談って難しいね。Podcastで人気出てる人とかすごいよな。 www.footballista.jp まあとにかく。この号の発売からこの年末までのわずか数ヶ月の間にも、サッカー

          ボリスタ対談で言いたかったこと、及び欧州サッカーの行く末 - We gotta put it out somehow, yeah, yeah
        • マンチェスター・シティはなぜCL出場停止にならなかったのか - We gotta put it out somehow, yeah, yeah

          前提事項 結論 詳細 本件の論点 2014年の和解合意の影響について 時効について 参考資料 漏洩メール1号(CAS評決文210.) 漏洩メール3号 漏洩メール6号 資本注入があったのかについて 漏洩メール6号に記載された、分割払いの件 証人喚問: 会計上のエビデンスについて 資本注入があったかどうかに関する結論について MCFCのCFCB調査への非協力に基づく不利益推論について MCFCはCFCB調査に協力しなかったかについて 提出されなかった資料 最終的にCASに提出された資料 感想) 前提事項 ※用語 パネル:3人の弁護士から構成される評議会 CFCB:UEFAの独立審議機関 MCFC:マンチェスター・シティ ADUG:アブダビ・ユナイテッド・グループ(シティの大株主) HHSM:シェイク・マンスール(シティのオーナー) エティハド:エティハド航空 以下、「xxx.」 という形で数字

            マンチェスター・シティはなぜCL出場停止にならなかったのか - We gotta put it out somehow, yeah, yeah
          • 時間がない人のための「シティは何の件で糾弾されているのか」 - We gotta put it out somehow, yeah, yeah

            まとめ なぜ?:①アブダビ関連企業からのスポンサー契約をバックデートして締結し、2012/13シーズンに(ブレイクイーブンルールに抵触する水準の)損失が発生しないようにした疑い。②更に遡って、2010年の契約で、アブダビ関連企業からの契約のうち、額面の大半をオーナーの会社から支払い、売上計上した。つまり、スポンサーフィーを過大に計上した疑い。 それでどうなった?:2020年2月14日、UEFAが2年間の欧州コンペティション出場停止と罰金を発表 UEFAは知ってた?:これが大事なところで、UEFAはFootball Leaksが暴露するまで知らなかったのではないかと思われる。当然えらいこっちゃだ。(調査に入るときに、UEFAは「新事実が出てきたので」というようなことを仄めかしている。) この話いつ出てきた?:2018年11月。Football Leaksのリークに端を発する、Der Spie

              時間がない人のための「シティは何の件で糾弾されているのか」 - We gotta put it out somehow, yeah, yeah
            • マンチェスター・シティはなぜCL出場停止にならなかったのかについての推測 - We gotta put it out somehow, yeah, yeah

              う~I just wanna make you happy あーもう! じゃないわ。すみません間違えました。 前文 Stefan氏の問題提起: UEFAの立場から見て、この件でCityを出場停止とするには大きなハードルが2つ(時効と、和解合意の存在)がある まず事実確認 そもそも何の疑いが掛けられているのか そしてどんな決定が下ったのか;UEFAクラブ財務管理機関の審査機関の決定 過去にシティが下された処分 2014年の和解合意 2017年のリリースレター それらを踏まえて、Stefan氏の見解を再確認 論点①:証拠がハッキングで取得されたものだから撤回されたのか 論点②:「時効引き伸ばし問題」はあり得たのか 論点③:時効でない期間の疑惑は追求できるのか 論点④:なぜ罰金があるのか。「非協力的だった」というのはどういう意味か 論点⑤:FFP自体の正当性を訴えると脅したのか 関連する報道 -

                マンチェスター・シティはなぜCL出場停止にならなかったのかについての推測 - We gotta put it out somehow, yeah, yeah
              • 世界しっちゃかめっちゃか編成の旅 - We gotta put it out somehow, yeah, yeah

                むやみに多い登録人数、聞いたことのない若手、謎のギリシャ人。そういう、完全にしっちゃかめっちゃかになってしまったチーム編成が、たしかにこの世には存在する。今回はしっちゃかめっちゃか編成愛好家の私が、皆さんを世界のしっちゃかめっちゃか編成を巡る旅にご案内したい。 2005/06 ポーツマス とはいえ、「しっちゃかめっちゃか」とはどんな状態を指すのか分からない方のために、しっちゃかめっちゃか編成界の巨人、ポーツマスを例にしていくつかの特徴を挙げてみたい。今を遡ること15年前、かろうじて2部降格を免れたときのポーツマスである。ちなみに、伝わる人にはこの編成表の時点で伝わると思う。 (出典:Wikipedia, 下段はシーズン途中放出) 1) 多すぎる シーズン終了時だけで1軍が30人、しかもシーズンの途中で監督交代を経て約10人ほど選手を放出しているので、1軍だけで40人使ったことになる。 1チ

                  世界しっちゃかめっちゃか編成の旅 - We gotta put it out somehow, yeah, yeah
                • プレミアが一周したので全チームの感想を言おう - We gotta put it out somehow, yeah, yeah

                  ウォルヴァーハンプトン ○3-1(A) 気になった人 ダニエル・ポデンセ レスター・シティ ●2-5(H) 気になった人 チャーラル・ソユンジュ リーズ・ユナイテッド △1-1(A) 気になった人 カルヴィン・フィリップス アーセナル ○1-0(H) 気になった人 ウィリアン ウェストハム・ユナイテッド △1-1(A) 気になった人 マイケル・アントニオ シェフィールド・ユナイテッド ○1-0(A) 気になった人 エンダ・スティーヴンズ&クリス・バシャム リヴァプール △1-1(H) 気になった人 チアゴ・アルカンタラ トッテナム ●2-0(A) 気になった人 ピエール=エミール・ホイビェア バーンリー ○5-0(H) 気になった人 チャーリー・テイラー フラム ○2-0(H) 気になった人 トーシン・アダラバイヨ マンU △0-0(A) 気になった人 ルーク・ショウ WBA △1-1(H

                    プレミアが一周したので全チームの感想を言おう - We gotta put it out somehow, yeah, yeah
                  • 5分で知るマン・シティ / 2020/21 マンチェスター・シティ選手別プレビュウ - We gotta put it out somehow, yeah, yeah

                    私が選手名鑑を書くとき、私は自分が読みたい文章を書いている。それが目的。 選手名鑑というのはかなりフォーマット化されていて、プレースタイルと、去年の調子と、ちょっと笑える(と書き手が信じる)アネクドートと、ネットジャーゴンを混ぜてぐるぐるっとするとできる。当然文章とか、ネタの選び方に個人の好みがあって、なかなか自分の好みに合うものがないので自分で書いてたんだけど、最近いろんな方が素晴らしいシティの名鑑を書かれるようになって、もう自分で書くことはないなと思うようになった。 ただ、各選手に感じている現時点での感慨を書き留めておくことには意味はあるだろうから、今年はそれを書く。 GK エデルソン・モライス 足元が上手すぎるとショットストッピングについて過小評価されるという好例。飛び出しが中途半端になりがちだという点を除けば、最高級のGK。でも最近パンチングが怪しくなったり、少しずつガタが来ている

                      5分で知るマン・シティ / 2020/21 マンチェスター・シティ選手別プレビュウ - We gotta put it out somehow, yeah, yeah
                    • 最近のシティのダメだこりゃ感について - We gotta put it out somehow, yeah, yeah

                      現在の症状 プレスがあんまりかからない チャンスが作れない カウンターができない 個人技でゴリ押し 在りし日のシティ 即時奪還ができた 高速カウンターがあった 延々と二択デスゲームができた なぜこうなった? 「なぜ4-2-3-1なんだハゲ」問題 仮説①)ロドリが遅すぎる 仮説②)DFラインが相手FWに勝てない 仮説③)ダビ・シルバの代わりがいない 仮説④)相手が単純に慣れた 解決できるのか 検証したい。したくない? 今日はマンチェスター・シティが今どういう状態なのか、そこそこ弱くなってしまったのはどうしてなのかということについて話をしたいと思います。 問題と言っても、ピッチ内の話です。私は普段、ピッチ内の話については語る気があまりないのですが、先日『サムライブルーの勝利と敗北』の著者である五百蔵 容さんのYoutubeにてシティvsリヴァプールの試合が取り上げられまして、その際にシティの現

                        最近のシティのダメだこりゃ感について - We gotta put it out somehow, yeah, yeah
                      • Somehow AutoHotKey is kinda good now

                        I love Autohotkey so much that it keeps me on Windows. It’s the best GUI automation tool out there. Here’s a shortcut that opens my current browser tab in the Wayback Machine: #HotIf WinActive("ahk_exe firefox.exe") >!^s:: { Keywait("RControl") Keywait("RAlt") SendEvent("^l") SendInput("{left}https://web.archive.org/web/*/{enter}") } #HotIf By comparison, the official extension takes four files to

                        • プレミアビッグ6の給料の払い方を比べよう - We gotta put it out somehow, yeah, yeah

                          トッテナム:3階建てのベイル御殿 リヴァプール:再編成に影を落とすX構造 チェルシー:柱が見つかるか? アーセナル:体制に筋を通そう マンチェスター・ユナイテッド:改善の余地は大きい マンチェスター・シティ:一見バランスは良くても 「素人は移籍金を見るが、プロは給与を見る」。皆さんご存知、かのマザー・テレサの名言ですね。 Embed from Getty Images ということで、各クラブが誰にどのくらい払ってるのか、払っただけの働きはさせられてるのかということを考えたい。プロじゃないけど。どうするかというと、出場分数と給与を下のようにプロットしてみるのだ。 イメージ図 その前に、一旦全体感を確認したい。 source: SPORTAC まずマンUが飛び抜けていて、それ以外は(トッテナムを除くと)かなり似たりよったりだということがわかる。 これは結構エライことで、リヴァプールやシティとア

                            プレミアビッグ6の給料の払い方を比べよう - We gotta put it out somehow, yeah, yeah
                          • フリーBGM素材『Somehow (Prod. Khaim)』試聴ページ|フリーBGM DOVA-SYNDROME

                            BGM素材試聴 SOUND AUDITION フリーBGM素材「Somehow (Prod. Khaim)」by Khaim Somehow (Prod. Khaim) written by Khaim 素材種別:BGM Track:1/1 再生時間:3:23 ループ:able DL:27563

                              フリーBGM素材『Somehow (Prod. Khaim)』試聴ページ|フリーBGM DOVA-SYNDROME
                            • プロジェクト・ビッグピクチャーのインパクトと不条理について - We gotta put it out somehow, yeah, yeah

                              泥棒がたまたま火事場にいるんじゃない、火事場が泥棒を引き寄せるんだ。 リヴァプールのオーナーであるジョン・W・ヘンリー、マンUのオーナーであるグレイザー家、そしてEFL会長のリック・パリーが提案したプロジェクト・ビッグピクチャーのおかげで、日曜から大騒ぎになっている。 提案の内容は、こちらに詳しい。 www.telegraph.co.uk ただテレグラフは英語だし、ペイウォールがあるんですよね。日本語でまとめたもの、そして再編案の当事者であるEFL(2部~4部リーグ)の現状をまとめた資料としては、下記が詳しい。 japanesethe72.blogspot.com 想定される金銭的なインパクト この案が通ったら(通らなかったが)、果たして実際どの程度の影響があったのだろうか。不確定要素もあるが、さくっと「Back-of-envelope」な計算をしてみたい。金額は18/19シーズンのものを

                                プロジェクト・ビッグピクチャーのインパクトと不条理について - We gotta put it out somehow, yeah, yeah
                              1