12日午前7時20分ごろ、兵庫県姫路市別所町別所の民家物置で、この家に住むSF作家の八杉将司さん(49)がロープで首をつった状態で亡くなっているのを、近くの女性(59)が見つけた。兵庫県警飾磨署は自殺とみて調べている。 同署によると、八杉さんは一人暮らし。今年夏ごろ、家族に「最近仕事が少ない」と話していたという。遺書は見つかっていない。 八杉さんは2003年、「夢見る猫は、宇宙に眠る」という作品で日本SF作家クラブが主催する「第5回日本SF新人賞」を受賞。その後もSF小説の執筆を続けていた。 ◇ 厚労省は自殺対策などの情報をまとめたサイト「まもろうよ こころ」で、電話やSNSに対応した複数の相談窓口を紹介しています。