東京・小笠原村で震度5強の揺れを観測した地震について、地震のメカニズムに詳しい東京大学地震研究所の古村孝志教授は、「震源の深さから考えると陸のプレートに沈み込んでいる太平洋プレートの内部で発生したものと考えられる。震源が比較的深いため、小笠原諸島の島々の広い範囲で揺れが観測されている。この領域は最近はあまり大きな地震が起きていないが、2015年5月には震源がさらに深い場所で震度5強の揺れを観測する地震が起きている」と話しています。 そのうえで、「一般的には震源が浅い地震やプレート境界で起きる地震に比べてその後の地震活動は少なくなる傾向にあるが、今後1週間程度は同じ程度の揺れを伴う地震に注意してほしい」と話していました。 震度5強 揺れの注意点は 気象庁によりますと、震度5強の揺れは物につかまらないと歩くことが難しく、固定していない家具が倒れたり、補強されていないブロック塀が崩れたりすること
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