法曹関係者に『六法全書』が、歴史の研究者に『国史大辞典』が、鉄道好きに『時刻表』が欠かせないように、医療関係者にも定本とも言うべき本がある。 『ハリソン内科学(Harrison’s Principles of Internal Medicine)』という、全2巻、総ページ3376頁の、医者向けの内科にまつわる百科事典だ。医学生に始まり、医学者として現役を引退するまでの「生涯の座右書」(同社サイトより)という。 その、いわばお医者さんの教科書を音読していく「病理医ヤンデルのわけあり音読会(ハリソンお遍路)」がツイキャスで行われている(全13回。2014年4月10日22時〜のオンエア分でひとまず完結)。 ヤンデル先生(ツイッター @Dr_yandel )は、病理医として広報的活動をツイッター、ツイキャスなどを駆使して(自腹で)行っている方。筆者も過去にツイキャス対談をさせてもらったことがある