先日,米ワシントン・ポスト紙に「米国人がインターネットを発明したが,今や日本人がそれを独占している」という書き出して始まる記事「Japan's Warp-Speed Ride to Internet Future」が掲載された。 これは日本が世界最速のインターネット・インフラを構築し,スピードは米国の30倍も速いと指摘する内容だ。日本ではフルスクリーンのテレビをインターネット経由で視聴でき,超高速回線を活かした遠隔医療や在宅勤務が始まりつつあると,利用面も紹介されている。米国内である程度の反響があったようで,ソーシャル・ニュース・サイトの「Digg」や「Google Public Policy Blog」などで,さまざまな議論を呼び起こしている。 ワシントン・ポストの記事でとりわけ興味深いのはインターネットの生みの親の一人と呼ばれ,現在は米Googleのバイス・プレジデントを努めるヴィント
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