書店の一角には必ず「週刊〇〇」という雑誌が平置きにされているコーナーがあって、懐かしのF1マシンなんかが付録でついていて(そういうのはもはや書籍というより、BOXのおもちゃだが)、要するに我々の衝動買いを誘うコーナーのようなものなのだが、先日、それらの類の一つを、つい買ってしまった。 「古寺行こう」という隔週で小学館から刊行される薄い雑誌のシリーズだ。 別に付録がついている訳ではないけど、有名どころの寺ごとに刊行されており、「興福寺」「薬師寺」「三十三間堂」の3冊を僕は買った。 なんで衝動買いしてしまったかというと、パラパラと中身を見たら、さすが老舗の出版社が出すだけあって、十分な量の仏像の写真が収められ、解説も最低限のことがしっかり書かれていて、1冊が770円と比較的安価だったからだ。 例えば京都の東寺へ行って、その圧倒的な仏像群に打ちのめされ、境内でちょっと休憩した後、すんごかったなぁ