短納期・低コストのソフトウエア開発プロセスとして注目を集める「アジャイル型プロセス」。 取り組みが広がる一方で,アジャイル独特の考え方に疑問を抱くエンジニアも多い。本講座の目的は,アジャイルの基礎から具体的な実践手法までを理解してもらうことにある。 具体的には,いくつかの代表的なアジャイル型プロセスを取り上げ,その基本を解説するとともに,実際のプロジェクトでアジャイル型プロセスを実践する際のポイントを明確にしたい。 この講座はアジャイルプロセス協議会のメンバーが執筆を担当する。アジャイルプロセス協議会は,日本におけるアジャイル型プロセスの普及/推進,情報交換などを目的として,2003年2月に発足した。中堅のソフトウエア・ベンダーや大手システム・インテグレータなどから成る。協議会の活動はテーマごとに設けたワーキンググループでのものが主体である。このほか年次総会や識者によるセミナー,勉強会を行
『アジャイルプラクティス』読了。献本感謝。 本書はタイトルの通り、アジャイルな開発を進めていくためのプラクティスを45個集めた本で、序盤の1章から3章はアジャイル開発のための心がけについて述べられており、4章から9章ではより実践的なプラクティスが紹介されている。 すぐに開発の現場で活用できそうな実用性と、読んでいてついクスッと笑ってしまうようなユーモアとを兼ね備えている点において、同 "The Pragmatic Programmers" シリーズのアジャイルレトロスペクティブズとノリがよく似ており、読後の感想としては、良い意味でアメリカっぽい一冊だと思った。 アジャイルの心がけと実践とが、丁寧に推敲され(元ネタとしても、日本語訳の面でも)、さまざまな角度から紹介されている本書をお勧めしたいのは、次の二つの読者層である。 アジャイル開発は、チームのメンバー全員が開発プロセスの改善に積極的で
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