LVM(Logical Volume Manager:論理ボリュームマネージャ)は、複数のパーティションを1つのディスクとして利用するためのディスク管理機能だ。Fedoraは標準でLVMをサポートしており、Anacondaによるインストールでは、デフォルトでLVMが設定される。
LVM(Logical Volume Manager:論理ボリュームマネージャ)は、複数のパーティションを1つのディスクとして利用するためのディスク管理機能だ。Fedoraは標準でLVMをサポートしており、Anacondaによるインストールでは、デフォルトでLVMが設定される。
デフォルトゲートウェイは、外部のネットワーク(通常はインターネット)にアクセスする際に全パケットが通過する出入り口のことだ。ADSLやFTTHなどのブロードバンドインターネット接続では、いわゆるブロードバンドルータがデフォルトゲートウェイになるケースが多いだろう。 最近では、ADSLの低価格化が進んだため、複数回線を契約している場合もある。特に、インターネットが生命線となるSOHOなどでは、バックアップ用に複数回線を契約しているケースも多い。このようなケースでは、一方の回線(またはISP)に異常が発生した場合、別の回線に切り替える必要がある。物理的にケーブルの抜き差しで対応することもできるが、デフォルトゲートウェイの設定を変更して切り替えることも可能だ。 デフォルトゲートウェイの切り替え(実際には設定を追加して、元の設定を削除する)は、routeコマンドで行う。ここでは、1つのLANに2つ
普段使っていないリポジトリを一時的にyumで利用するにはで説明した--enablerepoオプション付きでyumコマンドを実行すると、Fedora Core用のパッケージを独自に用意しているリポジトリを必要なときにだけ利用できる。 Fedora Core用の非公式リポジトリは、主なものだけでも約10種類ある。これらを利用するには、本来であれば各リポジトリ用の定義ファイルを作成しなければならない。The Unofficial Fedora FAQ(http://fedorafaq.yanbaru.dyndns.org/)では、それらの定義ファイルをまとめて配布している。以下のコマンドで、そのファイルをインストールできる。
2008/05/23 サーバ仮想化は、米シトリックス・システムズが5月20~23日に開催したプライベートカンファレンス「Citrix Synergy 2008」の大きなトピックにならなかった。しかし同社は、今後急速な伸びが期待されるデスクトップ仮想化市場に参入し、さらに補完製品の投入で、ターミナル・サービスを超えたデスクトップ環境構築・運用ソリューション提供ベンダへ移行していくことを強調した。 シトリックスの社長兼CEOであるマーク・テンプルトン(Mark Templeton)氏は基調講演で、デジタル衛星放送の分野を開拓した米ディレクTVの成功モデルにならって、今後の事業を展開していくと話した。「ディレクTVはHBOやCNNのように番組をつくっているわけではない。しかしヘッドエンド(送信装置)、リピータ(中継器)、レシーバ(受信機)から成るシンプルなシステムで、コンテンツをデリバリ(配信)
2008/05/20 5月20日に米国テキサス州ヒューストンで開幕した米シトリックス・システムズのカンファレンスで、同社はデスクトップ仮想化製品「Citrix XenDesktop」の出荷開始を発表した。無償提供を含む積極的な価格政策と、端末ベンダとの広範な提携で、先行するヴイエムウェアを追撃する。 XenDesktopは、デスクトップOSをサーバ上で仮想マシンとして稼働し、これにシンクライアントからアクセスして利用する環境を構築するツールをパッケージ化したものだ。ヴイエムウェアは同様な製品「VMware Virtual Desktop Infrastructure」を市場で展開しているが、シトリックスは低価格と、同社のほかの製品との統合度を打ち出した。 シトリックスはXenDesktopで5つのエディションを用意した。 まずExpress Editionは、無償で同時利用ユーザー10人ま
2006/2/23 永和システムマネジメントと豆蔵は2月22日、企業やシステム開発プロジェクトの“見える化”を支援する企業として「チェンジビジョン」を設立したと発表した。代表取締役社長には、永和システムマネジメント副社長の平鍋健児氏が就任し、モデリングツール「JUDE」や可視化ツール「TRICHORD」の販売を中心に行っていく。 平鍋氏は、新会社のビジョンを「変化を受け入れて、進化していく会社。社名には、ユーザーも変わってほしいし、自分たちも変わっていくという意思表明が含まれている」と説明した。平鍋氏は繰り返し“見える化”の必要性を説き、「ソフトウェア開発の先輩といえる建築業では設計図が存在し、設計図を見れば施工の間違いをすぐ指摘できる。一方、ソフトウェア開発では設計図に当たるものがないため、難しい。これは見えないからだ」と主張し、可視化ツールの重要性を説いた。 チェンジビジョンでは利用者
前編「マインド・マップの基本と応用」の最後で、マインド・マップとUMLを融合させるというアイデアに触れました。その中で、発散と収束という思考活動の分類を紹介しました。 思考の発散・概念の収集過程(要求ギャザリング)では、マインド・マップを用い、思考の収束・概念のモデル化過程(要求モデリング)では、UMLを用いる。 しかし、実際にマインド・マップとUMLをどう使い分けて、どう連携させていけばいいのでしょうか。役割分担としては、マインド・マップを使って情報を書き留め、UMLを使ってそれを整理するということになります。しかし実際の手順を見てみないことには、イメージがわきにくいでしょう。また、UMLはツールを使って描くことが多いですが、ツールの使い勝手も考える必要があります。 そこで後編では、マインド・マップでお客さんとの打ち合わせの議事録を取り、その結果をUMLダイヤグラムにまとめていく流れを具
【関連記事】 本内容についてのアップデート記事を公開しています。あわせてご確認ください(編集部) Security&Trustウォッチ(60) 今夜こそわかる安全なSQLの呼び出し方 ~ 高木浩光氏に聞いてみた http://www.atmarkit.co.jp/fsecurity/column/ueno/60.html Webアプリケーションに対する攻撃手法の1つであるSQLインジェクションの存在は、かなり広く知られるようになった。しかし、その対策はまだ本当に理解されていないように思える。フォームから渡された値の特殊文字をエスケープしたり、PHPのmagic_quotes_gpcといった自動エスケープ機能をオンにするだけで対策したつもりになっていないだろうか。 基本はもちろん、セカンドオーダーSQLインジェクションやマルチバイト文字を利用したSQLインジェクションの攻撃パターンや、その対
できる人ほど忙しい、この悪循環を解消する 堀内浩二 2006/7/27 こんにちは、堀内浩二です。前回の記事「『Getting Things Done』と自分戦略」に対し、こんな質問をいただきました。 せっかくLifehack(ライフハック)を駆使して仕事を早く仕上げても、「早く終わったのなら、これやってくれない?」となるのがオチではないでしょうか。仕事ができる人ほど仕事が振られ、忙しくなるという悪循環から脱出する方法はないのでしょうか。 そこで今回は、「生産性を上げて確保した自分の時間を他人に取られない方法」について考えてみましょう。とはいっても、「オフィスにいないようにする」といった、「仕事が振られないようにするコツ」のような話ではなく、やはり自分戦略につながる文脈で。 ■「できる人ほど忙しい」悪循環の解消、5つの心得 (1)「仕事のできる人に高い期待がかかるのは当然」であることを理解
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