和歌山港と徳島港を結んでいた南海フェリーが航路から撤退することになった。撤退時期は2028年3月末を予定しているという。 【貴重な写真はこちら】▶旧デザインだった頃の「フェリーかつらぎ」▶かつての「フェリーつるぎ」「フェリーくまの」▶小松島港発着だった頃の「きい丸」▶南海フェリーで活躍した懐かしの面々 ■旅客の多くは高速バスへ 南海フェリーは南海電鉄を擁するNANKAIグループに属する。南海電鉄は難波―和歌山市・和歌山港間に特急「サザン」を運行しており、鉄道とフェリーで大阪―徳島間を結んでいる。運賃も安いことから、古くから隠れた人気ルートだった。とくに徳島県民には関西への出張、就職、大学入学、そして帰省と親しまれたルートなので、時代の移り変わりはあろうが寂しい思いである。筆者も何度か「鉄道旅のお伴」として利用させてもらった。 本州と四国を結ぶ航路は数多くあったが、3本の橋が完成したことで、

