世界的にプログラミング教育やSTEM教育が注目されているが、「いちばん重要なのは教える人、関わる人がそれを好きなことだ」と言った人がいた。たしかに、それがないとプログラミング教育は始まらないし、うまく運ばないのではないかと思う。 ソニー・グローバルエデュケーション(以下、SGED)が、ロボット・プログラミング学習キット「KOOV(クーブ)」を発売した(2月18日発売)。ソニーコンピュータサイエンス研究所からスピンアウトした新規事業会社であるSGEDは、KOOVに先駆けて2014年から「世界算数」(海外展開名称は、Global Math Challenge)というオンライン算数大会を展開してきてもいる。ネットワークの研究者として入社して、なぜ「算数」をやろうと社内で手をあげたのか? そして、ロボット・プログラミング学習キットにたどりついたのか? この事業を牽引してきたSGED社長の礒津政明氏
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