手取屋先生が医師として持ち続けている“こだわり”を教えていただけますか? 私はむしろ、“普通である”ことをすごく大事にしたいと思っているんです。特別性がない状態のことですね。 それは、医師という職業が特別だからですか? というより、どういう仕事でも、質のいい“普通”を提供し続けるのはなかなか難しいことだからです。特別というのは、特別を目指してできるものではなくて、質のいい“普通”の状態を維持した日常の中で、ようやく発見できるものでしょう。そう思っていつも質のいい“普通”を目指してはいるのですが、なかなか上手く行きませんね(笑)。 “普通”の質を高めるために、どんなことをしていますか? 常に謙虚に、自分がやっていることを見直すようにしています。謙虚であるということは、特別だと思われがちな僕たち医師にとってとても大事であり、難しいことですから。そのためにいつも格闘している感じですね。 一方で、
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