Raspberry Piと専用のカメラモジュールを使用し、ONVIF対応の監視カメラを作成するシリーズ記事です。 本記事はリンク情報システム株式会社の有志が作成しています。 動画配信の方法としては、古くから使われるRTSPや、Apple関係で標準となっているHLS (Http Live Streaming)が考えられます。 HLSは名前の通りHTTPを使用しているため、インターネット環境での親和性が高いのですが、動画ファイルを数秒単位の長さに分割し、細切れに送信するため、再生時には秒単位でのバッファリングが必要となります。 その為、カメラからの動画をリアルタイムで表示する用途には向きません。 今回は、監視カメラとして、ある程度のリアルタイム性も確保したいと考えているため、RTSPを使用して動画配信を作ります。 動画配信 (RTSP) live555を使用してRTSP配信 RTSPによる動画