ワイヤレスジャパンの「コンテンツビジネス戦略最前線」と題した講演に、ドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの各キャリアでコンテンツ部隊を率いるキーパーソンが登場。それぞれの立場からコンテンツ戦略の現状と今後について説明した。 女性向けコンテンツの伸びが好調――ドコモ ドコモはコンシューマサービス部 コンテンツ担当部長の原田由佳氏が登壇。「iモードのこれまでの10年間は、一気にかけ上がってきた成長期だった」と振り返り、今後は“いかにiモードを使ってもらえるか”がさらなる成長の鍵になると述べた。 端末市場の飽和や割賦販売制度の導入などによる影響で、端末の販売台数が急降下している中、原田氏は「“コンテンツも飽和期”などと言われているが、ページビューは伸び続けている」と、市場が成長し続けていることを強調。新端末の購入時期にコンテンツにアクセスすることが多いミドル、ライト層のアクセスが若干落ちてきて