米国で消費者向けの貸付ビジネスを展開するAffirmは今週、1億ドルのシリーズD投資を受け入れることを明らかにしました。 AffirmはPayPalの創業者Max Levchinが2013年に開始した、消費者向けのローンを展開する会社です。同社のユニークな点として、例えばテレビやマットレスなど、金額の大きい消費を行う際に、クレジットカードやデビットカードではなく、Affirmという選択肢を提供します。 すると、金利を負担しながら、銀行口座から3-12か月に分けて支払うこととなります。 その金利水準は年率10-30%と設定されており、信用度が高ければ低くなる形となっています。米国ではクレジットカードが発行できない人口もまだまだ多い中で、代替的に信用を提供する手段として、小売を中心とする顧客からの訴求を図っています。いくつかの小売業者ではこの金利を0%と設定することで、キャンペーン効果を狙うも