昨日、チャットをする片手間にNHKのドラマ『スロースタート』後編を観ていた。 ひきこもりやニートの青年(そういえば、なぜか出てきたのは男性ばかりだった)の相手をする団体で働いている女性の話。 一応、フィクションという体裁ではあるが、原作は荒川龍『レンタルお姉さん』で、「ニュースタート」という団体の活動をもとにしているらしい。 まあ、いろいろと、長所もあれば短所もある作品であった。内容の問題点をあげつらうことはたやすい。 しかし、現状でどう対応するのが「正しい」のか、未だにだれにもわからない問題であることもたしかだろう。それにしては、健闘したほうなのではないかと思う。 ひとつ気になったのは、先週放送の前篇で、自分の部屋のなかで「ぼくがここで死んで行くんだ!」と叫んだ青年に対して、主人公が「そんなに簡単に死ねないわよ」と告げる場面。 そんなに簡単に死ねない? でも、現実に自殺しているではないか