【ロンドン時事】国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長は23日に放送された英BBC放送のインタビューで、陸上女子棒高跳びの世界記録保持者、エレーナ・イシンバエワ(ロシア)が8月にモスクワで行われた世界選手権で、同性愛に関する宣伝を規制するロシアの法律を順守するよう求める発言をしたことを批判した。 イシンバエワは、世界選手権でスウェーデンの女子選手2人が手の爪に同性愛者の象徴である虹色のネイルを施して出場したことを批判した。ロゲ会長は「そういう発言で論争に立ち入るべきではなかった。軽率な判断だった」と話した。