裁判官出身の法務省の50歳の幹部職員が、庁舎内の女子トイレにカメラを仕掛けて盗撮したとして東京都の迷惑防止条例違反などの疑いで書類送検されました。 書類送検されたのは、裁判官出身で法務省大臣官房の職員、近藤裕之前財産訟務管理官(50)です。 警視庁の調べによりますと、先月14日、法務省の庁舎内の女子トイレに侵入し、コンセント部分に電気製品の電源装置の形をした小型カメラを仕掛けて盗撮していたとして都の迷惑防止条例違反と建造物侵入の疑いがもたれています。 女性職員がその日のうちにカメラを見つけ、法務省から届け出を受けた警視庁が調べた結果、カメラの製造番号などから前管理官が関わった疑いのあることが分かったということです。 調べに対し「盗撮に興味があった。初めてやった」と供述しているということです。 法務省によりますと、前管理官は仙台地方裁判所や東京地方裁判所などで裁判官を務め、4年前からは法務省