女性歌手グループSPEEDのメンバー上原多香子さんが、週刊文春の記事で名誉を傷つけられたとして、発行元の文芸春秋などに3千万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求めた訴訟で、東京地裁(畠山稔裁判長)は24日、110万円の支払いを同社側に命じた。 問題とされたのは、2011年9月15日号の「島田紳助 事件の闇」と題する記事。「暴力団排除条例に狙われる『黒い芸能人』」との見出しのわきに、上原さんの名前と顔写真を掲載した。 こうした見出しなどについて、判決は「記事では上原さんが暴力団と関係があると指摘をしていないのに、見出しはあたかも関係があるという印象を与えている」と認定。「意見や論評の域を超えている」として、賠償責任を認めた。 同社は「控訴も含め対応を検討したい」とのコメントを出した。 最新トップニュース
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