政治経済学者の植草一秀氏が6月24日付のブログ記事で、梓澤和幸氏の著書『リーガルマインド』を紹介しながら、市民社会と権力の暴走を論じ、取り調べの全面可視化の必要性とNシステムの問題点を指摘している。NET-IBでは、同記事から前半の一部を抜粋して紹介する。 弁護士で山梨学院大学大学院法務研究科教授を兼任している梓澤和幸氏が、『リーガルマインド』と題する著書を刊行された。副題は、「自分の頭で考える方法と精神」。 梓澤氏はNPJ代表、日本ペンクラブ理事も務められている。私が巻き込まれた冤罪謀略事件に関連した報道被害事件でも弁護団を組織して、訴訟を指揮して大きな勝利を勝ち取って下さった。今回、私が提起した再審請求では、港合同法律事務所の安田好弘弁護士と西田理英弁護士が弁護人をして下さっている。多くの素晴らしい弁護士が存在してくれることは、本当に心強い。 上掲書のまえがきに、こう書かれている。 「