1.2022 年度の日本の時間当たり名目労働生産性は 5,110 円、実質(時間当たり)労働生産性上昇率 は前年度比+0.7%。上昇率がプラスになったのは 2 年連続 2022 年度の日本の時間当たり名目労働生産性(就業 1 時間当たり付加価値額)は 5,110 円。1995年度以降で最も高くなっている。物価上昇を織り込んだ時間当たり実質労働生産性上昇率は前年度比+0.7%。 四半期ベースでみると、2022 年度は 4~6 月期(前期比-0.5%)こそマイナスだったものの、7~9 月期(同+0.1%)・10~12 月期(同+1.0%)・2023 年 1~3 月期(同+0.3%)とプラスが 3 四半期続いた。ただ、足もとの 2023 年 4~6 月期(-0.3%)で再びマイナスに転じている。2022 年度以降、労働生産性上昇率はプラスが続いたりマイナスに転じたりとやや不安定な推移をたどってい
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