食品スーパーなどの商品棚に使われる液晶の画面に商品の価格を表示させるシステム。導入により値付け作業や価格の変更、棚卸しといった作業が軽減される。 食品スーパーにとって、品ぞろえと価格は生命線です。しかし、品ぞろえを豊富にし、機動的に価格変更を行えば行うほど、棚に値札を取り付けたり変更する作業が煩雑になってしまいます。 売り場の販売員には、本来は値札の差し替えといった管理作業よりも、売れ筋・死に筋を探ってもらったり、接客に時間をかけてもらうほうが売り上げに貢献するはずです。 そこで値札に関する作業を軽減したい小売業の強い味方として登場したのが「電子棚札」です。2000年前後から試験的に導入され始めて、2~3年前から大手が全店導入する事例が出てきました。「電子値札」と呼ばれることもあります。 ◆効果 表示を一斉変更 電子棚札は、液晶の表示部分と赤外線の受光部で構成されています。天井などに埋めら
セイコーインスツル(SII)は,ドット・マトリクス方式のメモリー性液晶を搭載した棚札と双方向の無線通信が可能な電子棚札システムを開発した(発表資料1)。電子棚札端末「EL-2110/EL-2120」と無線中継機「EL-1110」,電子棚札管理ソフトウエアで構成する。流通小売店舗に向ける。東芝テックが「Rashela(ラシェラ)」の名称で,2009年4月1日に発売する(発表資料2)。 棚札端末には,SIIが2008年12月に仏Nemoptic社からライセンスを取得した「BiNem技術」(Tech-On!関連記事)という双安定液晶技術を使ったディスプレイを搭載する。BiNem技術を使った液晶パネルはメモリ性があり,画面を表示した後に通電を遮断しても表示内容を保持できる。コントラスト比が高く,視野角が広いという。表示がドット・マトリクス方式のため,文字のほかに画像やバー・コード,QRコードなども
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