Inc.:今から数年前、私は非常に苦しい岐路に立たされていました。ビジネスが行き詰まり、とんでもなく長時間働いているのにお金は得られず、恋人とも別れました。極めつけは、妹が心臓発作で急死したことでした。わずか35歳の死でした。 世界がめちゃくちゃに崩壊したような気持ちでした。そして、今の生活を大きく変えない限り、自分も心臓発作でくたばってしまうのではないかという危機感も覚えました。 当時の私は、ひどい習慣に陥っていました。仕事ではとんでもない長時間(午前6時から午前0時、週に7日)を働き、来る仕事はすべて受注していたので、明らかにタスクを詰め込みすぎの状態でした。忙しすぎて自分がお金を儲けているのか損しているのかもわかりません。食生活はめちゃくちゃ、運動はゼロ、そんななかで人生の夢を描いていたのです。 当時の私の抱いていた妄想ともいえる夢とは、すべてを犠牲にしてでもとにかくビジネスを成功さ