ソニーは、「VAIO」のブランドで知られるパソコン事業の売却に伴って、長野県安曇野市にある工場を中心に、事業全体の従業員の40%近くに当たるおよそ420人が早期退職することを明らかにしました。 ソニーは、「VAIO」のブランドで知られるパソコン事業について、赤字が続いたことから、来月1日に投資ファンドの「日本産業パートナーズ」に売却する計画を打ち出しています。 これに伴って、長野県安曇野市の工場を中心に、現在およそ1100人いるパソコン事業の従業員のうち40%近いおよそ420人が早期退職するということです。 残った従業員は、売却を受けて設立される新会社に移ったり、ソニーのグループ会社に配置転換となったりするとしています。 ソニーは、パソコンやテレビの不振などを受けて、昨年度1200億円を超える最終赤字となり、ことし2月、経営の立て直しに向けて国内外で5000人を削減する方針を明らかにしてい