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ブックマーク / sukebeningen.blog46.fc2.com (14)

  • SUKEBENINGENSUKEBENINGEN バクマン。を3巻まで読んで感じた事を書く。

    ジャンプは「ノルマンディーひみつ倶楽部」の時もそうだけど、漫画描きを主役にしたマンガをやる際には慎重。 クラスのイケてるグループに属してる二人がマンガを描いてる。「だから彼らは特別ですよ。君らのイメージする根暗なオタクじゃないですよ」そうイメージ操作する。(読者の想像する「マンガを描く典型的なオタク」の印象を押し付けたステレオタイプなキャラ(石沢)を登場させることで切断処理する) あとぶっちゃけてる様で全然ぶっちゃけてない。世の中の仕組みが分かったと思ってる「すこし賢ぶった厨房」を騙す為のマンガ(そして「手加減してあるけど当はこう描きたかったんだろうな、こういう事を行間に含ませてるんだろうな」と補正しながら大人は読む構図) また編集サイドが「ジャンプの理想とする投稿者を教育する目的で入れさせてるエピソード」とかもあると思う。けしてガモウ自身が考えてる信条ではなく。 例えば「(ジャンプの他

    sennji
    sennji 2009/06/24
  • SUKEBENINGENSUKEBENINGEN アニメの現状に対し思ってることを(固まってない抽象的な思考を捕まえる為)アバウトにつらつらと羅列してみる。

    アニメの現状に対し思ってることを(固まってない抽象的な思考を捕まえる為)アバウトにつらつらと羅列してみる。 自分はよく美術のコトバや理論を持ち出してきてアニメを叩く、批判する。 アニメは歴史が浅い。せいぜい半世紀ちょい。過去の歴史からは学べない。 価値観も「良い、悪い」しかない。美術には「良い良いもの」「良い悪いもの」がある。オタク(作画オタク)は「良い悪いもの」を刺せない。ソレらを表すコトバを持ってないから。その為に問題が可視化されない、認識できない。 だから美術からコトバを輸入する。例えば「予備校絵」と「サロン的」というコトバ。 美術には何度も危機があった。決して盤石だった訳ではない。主流派は容易く間違える。その度に傍流のチンピラが救い生き長らえてきた、そんな綱渡りな歴史。 世の中に真実は無い。勝者が絶対。ソコにあるのは現実だけ。だから皆それがすべてだと信じ込んでいる。 美術、つまりア

    sennji
    sennji 2009/06/24
  • SUKEBENINGENSUKEBENINGEN 美大出身の漫画家が描くマンガが必ず詰まらない理由について。

    前回のエントリーの流れで書いてみる。君たち、いたく気に入ってくれたみたいだし。 美大出身の奴らは学問としてのマンガをやっている。厳密に詰める為、イレギュラーな要素は極力排除する。「面白いかどうか」というのは曖昧かつ不確実な要素なので、もう最初から「絶対に面白くしない」という方法をとる。当然「ただ娯楽としての漫画のみを求める人」にとっては退屈極まりない漫画となる。(彼等は「詰まらなくても文脈的に意義のある漫画」という価値を知らないのだ) ソレ以外にも詰まらなくしている要素は色々とある。 絵というのはいざ描いてみないと「何処まで出来るのか」が分からない。美大出がマズいのは絵の可能性というのを信じ過ぎてるところ。自分が出来る一番良い絵にまで必ず仕上げてしまう。 漫画はストーリーに沿ってコマ割りをし絵コンテを作る。物語の演出的な優先度で各々のコマの描写レベルは決まる。その重要さに応じ、A、B、Cと

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    sennji 2008/09/23
    バンビ
  • SUKEBENINGENSUKEBENINGEN 奥浩哉と大暮維人の漫画はキチガイ専用

    奥浩哉と大暮維人の漫画はキチガイ専用です。(ついでに桂正和も) まず、女の子を見る眼がキモイ。ナチュラルに視姦目線。 そして読者の期待どおり、必ず三週以内に裸に剥かれてレイプされる。 その時の征服感を増す為に、ひたすら生意気でプライドが高い女の子に描く。汚してやる時の快感を増す為に、ひたすら清純で穢れの無い女の子に描く。全て強姦から逆算してキャラクターを作る。 そしてストーリーはもっとキモイ。「底辺高校でいつもヤンキーに虐げられているオタクの考えた妄想」みたい。感情の癇癪玉が、ひたすら連続で破裂し続けている。「イケメン(美男美女)」「ヤンキー」「オタク」、その三種類しかキャラクターが出てこない。視野狭窄、まるでお子さまランチ。 またマンガの中で現実への復讐をする。(映画のガメラで)樋口真嗣が怪獣イリスに憑依し、渋谷のセンター街を「コギャル」や「チーマ」もろとも吹き飛ばした様に。 そうやって

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    sennji 2008/09/15
  • SUKEBENINGENSUKEBENINGEN ジョジョ(スティール・ボール・ラン)は一体どうなってしまったの?

    「ディオが恐竜になる所」まではリアルタイムで読んでいたんです。でも掲載誌がウルトラジャンプという「あまり指が動かない、微妙過ぎるマンガ雑誌」に移ってしまったせいで疎遠になり、つい読まなくなってしまったのです。 久しぶりに読んでみたら随分お話が進んでいた。(重要キャラだった筈の)サンドマンが何故か突然サウンドマンになって、次の瞬間にはアッサリと雑魚っぽく死んでいた。これにはすごくショックを受けた。 そして、どうもレースから「「バラバラになった聖者の遺体を探す話」に既に移行しているみたい。 スタンドバトルも更にややこしく分かり辛くなっている。「いま何が起こっているのか?」それが絵からまるで読み取れない。もう完全に「理解不能な世界」だ。 一方で少年誌という制約から解放されて「タブー」というものが一切無くなり、「より突っ込んだディープな内容のモノが描けるようになった」というメリットも確かに見受け

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    sennji 2008/09/15
  • SUKEBENINGENSUKEBENINGEN メジャー漫画というのはかなり編集者が作っている部分がある。

    メジャー系は編集者主導で作る。漫画家はただの絵描き。マイナー系は作家主義、すべてを漫画家自身が作る。メジャーだと編集者が優秀でマイナーでは作家の方が優秀な場合が多い。おそらくマイナー雑誌の方が漫画家は高学歴(その典型がアフタヌーンとIKKI。特にIKKIは極端過ぎ。東大と芸大しか居ない。難し過ぎて全然読めない)。 漫画は沢山の能力が求められる。絵を描く能力、ストーリーを考える能力、そしてソレらを(映画監督のように)構成して、演出する能力。 そしてコレ等を一人で完璧にこなせるような人間はかなり優秀。ハイレベルなので当然その内容も難しくなる。つまり「優れているけど売れない作品」。 メジャー誌はその辺りを上手くクリアーしている。 魅力的な絵を描く、若くて未熟な漫画家の卵に必ず目をつける。そして絵だけを描かせる場合においても、決して一番絵の上手い人間というのを選ばない。選ぶのは地方で外の世界とは隔

    sennji
    sennji 2008/08/31
    "筋の通ったストーリーの上に乗っかった狂気" なるほどねー
  • SUKEBENINGENSUKEBENINGEN 最近読んだマンガについて色々とりとめも無く書く。

    □福満しげゆき モーニングの方(僕の小規模な生活)が編集者がチェックをして直しを入れている分、練れていて面白かった。アクションは(編集者が勝手に決めた)タイトルがあまりにヒド過ぎ。「ウチのってどうでしょう?」 もう全然センスが無い、「水曜どうでしょう?」みたい。(大泉羊などを見て笑えるのは頭がイカレている北海道民だけ。人間が素朴過ぎる。あいつら牛がモーと鳴いただけできっと二時間は笑う) あと久しぶりにコンビニで読んだアクションがすっかりダメ雑誌になっていたのも軽くショック。 まるで漫画サンデーやゴラク。向上心の無くなったダメ大人が慰めに読む為のマンガばかり(アクションはB級だけど、もっと何処かで尖っていた筈)。 まぁこの雑誌で漫画読みが注目する様な作品は「鈴木先生」ぐらいなんだろうけど、コレも正直自分は否定的。どんな人達がこの作品にコロリとコカされているか、もう容易に想像がつくから。 つ

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    sennji 2008/08/30
  • SUKEBENINGENSUKEBENINGEN コレが「絵の上手い漫画家ランキング」の完全版です。

    寺田克也、鳴子ハナハル、五十嵐大介を絵の上手い順に並べてみる。 五十嵐大介(美大上位)>鳴子ハナハル(美大下位)>寺田克也(専門上位) 作画オタクは美大上位の絵がおそらく理解できない。また美大下位と専門上位の区別が付いておらず、同等あるいは専門上位の方をむしろ高く評価している。 鳴子と寺田の差は単純にデッサン。美大というより予備校レベルでのデッサン。 石膏デッサン、静物画、ヌードクロッキーなど、対象を見てひたすら写実描写をする訓練の基礎があるかどうか。漫画の絵は想像で描くけど、そういったベースの有る無しはやはり現れてくる。 寺田は限りなく1(100%)に近づく絵。09999999999と何処までも続くけど、でも結局最後まで1にはならない絵。そして鳴子は限りなく1から離れられない絵。 五十嵐と鳴子の差はオリジナリティーの差。予備校では鳴子の方が偉かったけど、美大に入った瞬間、鳴子は落ちこぼれ

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    sennji 2008/08/30
  • SUKEBENINGENSUKEBENINGEN 映画という劣等芸術に夢中な映画ブロガー共は、もう全員死ねよ!

    当の芸術が理解出来ない人達の為にある慰めじゃないですか、あんなの! 美術の世界では「君、才能ないよ」と真っ先に言われた人が「世界の巨匠、映像派」なんて呼ばれているチョロい世界でしょ? フランスのオゲージュツ映画なんてバンドデシネ崩れが殆ど。美大で現代アートが理解出来ない「手先だけ器用なノータリン」がやるのがバンドデシネ。 そしてソコからも落ちこぼれた奴らがフランス映画のトップを張っている。 つまり美術や文学などマトモな芸術分野で挫折した連中が未練たらしくクリエーション世界にすがり付いている、そんな吹きだまりのシミッタレ文化こそが映画だ。 そしてそんな挫折感を抱えてウジウジとやっていた頃はまだ良かった。 最近では「初めから映画志望」という低レベルな連中ばかり、だから完璧に下らなくなった(まるで最初から声優志望なアニメオタク上がりの女の子と同レベル!)。 結局、映画は産業として巨大になり「金

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    sennji 2008/08/04
  • SUKEBENINGENSUKEBENINGEN ガンダムについて

    ガンダムを観た事はないけれど、「若井おさむのガンダム漫談」なら元ネタがすべて分かるSUKEBENINGENです。 断片的な情報なら結構知っている。富野作品は台詞だけを読んでみても結構面白い。何よりも富野由悠季人が一番面白い。 言っている事がまるでメチャクチャ。この人って頭がおかし過ぎるよ! そして自分が唯一観た事があるのが「逆襲のシャア」。 ファーストガンダムを観ずに、いきなりコレ。だから「キャラクターの相関図」や「前作の因縁」などが全く分からなかった。 そして正直に告白すると、(アニメとしては)まるで詰まらなかった。 富野由悠季はアニメ監督じゃない。アニメを実写の代用品にしている人だ。 そしてアニメは物語の説明の為だけにあってはならない。そこから「独立した表現」をやはり何処かに持っていなければならない。(大抵どちらかにフリ過ぎてしまう) 富野作品は物語とセリフだけでもう十分、そこで既に

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    sennji 2008/07/01
  • SUKEBENINGENSUKEBENINGEN オタクが上手いという絵は大抵の場合、上手い絵じゃない。

    具体的には大友克洋、寺田克也、井上雄彦、小畑健、大暮維人あたり。(勿論下手ではない。十分みんな上手い) 「美大でキチンと絵を学んだことが無い人が自己流でそれなりにハイレベルな領域へと行き着いたタイプの絵」ばかり受ける。格的過ぎる絵はむしろ受けない。(美大出身者は絵を一目見れば美大出かどうかはすぐ分かる。(例えマンガ絵でも)絵の種類がまるで違うから。何故かその事実をみんなあまり喋りたがらない。そして素人はその事を全然知らない) これが自分にはすごく不思議だった。上手い絵だから受けているのではなく、もっと別のモノを彼等の絵からオタクは受けとっていて、それを「絵が上手い」という間違った言葉で言い表しているだけなのではないか?そう推察した。 そして多分ソレは「過剰さ」だと思う。 彼等の絵の共通した特徴をいうと「高出力のエンジンが常に全開でフルスロットル。でも無駄が多く、タイヤに伝えきれてない溢れ

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    sennji 2007/11/10
  • SUKEBENINGENSUKEBENINGEN 「ガラクタなのを知りながらまるで宝石のフリをする遊び」ばかりをするオタク達。

    PerfumeのCDをタワーレコードの試聴コーナーで聴いた。想像した通りだった。そして失望した。こんなのを聴いて喜んでいる奴らなんて絶対に認めない! オタクは二種類いる。低級層のオタクな奴らとは価値観が合わない。会話が成立しない。 多分あいつらは「プロレスオタク」や「アイドルオタク」を掛け持ちしているクズ。だからきっと噛み合ないのだ。 まずPerfumeの女の子達が「いきなりブス」なのがヒドイ。「少し隙がある」とか、そんなレベルじゃない。アレは「クラスで十三番目に可愛い女の子」あたりだ。 ギリギリ余裕のブッチギリでタップリとアウト。そしてあそこに意味を見いだすオマエらの自意識がキモイ!キモ過ぎる!! 「キモオタの脳内ストーリーの断片」が瞬時に頭の中にフッと浮かんで、悲鳴を上げたよ!(そしてそれ以上考えるのが恐ろしくなったので生物と鉱物の中間になり、考える事をやめた) もう止めたら良い!オタ

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    sennji 2007/11/10
  • SUKEBENINGENSUKEBENINGEN 人気なのが個人的に納得できないマンガ

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    sennji 2007/09/02
  • SUKEBENINGENSUKEBENINGEN オタクが一番欲しいもの、そして二番目に欲しいもの。

    オタクが一番欲しいのは「ガンダムシードの主人公みたいなポジション」です。 カリスマ美容師みたいな髪型をしていて、「微妙にアニメチックな絵柄がヌルオタ達に大好評なメジャー系少年漫画」みたいな容姿で、ガラス細工のように脆く繊細な天才キャラで、いつも苦悩ばかりしていて、でもそんな自分にはシッカリと酔っていて、少し高く設定されたハードルばかりを回転寿司みたく次々とパクついて「安い達成感」を心地良く胸いっぱい、いつも感じていたいのです。 もしそれが手に入らなかった場合、次に狙うのが「ゆうきまさみの漫画に出てくるキャラのポジション」です。 無責任な態度でいつもヘラヘラしている癖に、「影響力のある特権的な立場」にちゃっかりと居座っているような感じ。 コミュニティーのルールから外れた行為が許される「唯一の存在」であり、突然フラフラ現れては「ふざけたチャチャ」を横から入れて、いつも邪魔ばかりする。そして「一

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    sennji 2007/05/03
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