昨今では、データベースサーバに格納されているデータをHTML形式で出力し、ブラウザで参照するというシステムが一般的です。しかし、このようなHTML形式によるデータ出力は、データの閲覧には適していますが、再利用には不向きです。出力されたデータに対して何らかの加工や分析が必要な場合でも、HTMLファイルのままでは容易ではないからです。 その点、CSV(Comma Separated Value:カンマ区切りテキスト)形式のデータなら、データベースへ取り込んで、容易に加工や分析を行うことができます。そこで、本稿ではデータベースから抽出したデータをCSV形式に整形し、クライアントからダウンロードできるようにする方法を紹介します。 以下は、リクエストされたデータをデータベースサーバから取得し、CSV形式に整形するプログラムです。 package to.msn.wings; import java.i