「何をやっているか?」、「成果は何か?」といった「WHAT」は、たいていの場合、一目瞭然。また、ここに至るプロセスをさかのぼって紐解いていけば、「どうやったのか?」という「HOW」も明らかにしやすいですね。 では「なぜ、これをやっているのか?」(WHY)はどうでしょう? これは抽象的で、他人はもちろん、自分自身ですら、ときに捉えづらいものですね。しかし、実はこの「WHY」こそ、ヒトのアクションの原動力なのだそうです。 『Start with Why: How Great Leaders Inspire Everyone to Take Action』の著者Simon Sinek氏は、世界の著名人が講演するカンファレンス「TED」で、アップル社、ライト兄弟、キング牧師(Martin Luther King Jr.)を例に挙げ、「WHAT」や「HOW」よりも、「WHY」に注目する大切さについて