コンピューターのプログラミングを学ぶ中高生が増えている。スマートフォンのアプリやゲームを「開発」し、起業する中高生まで出てきた。「利用者」にとどまらず、「開発者」への道が開かれてきた。 1月15日午後6時。東京・銀座のビルの一室に、ノートパソコンを抱えた中高生25人が集まった。ベンチャー企業「Life is Tech!」(ライフイズテック、本社・東京)が2013年4月から開く通学型のプログラミング講座だ。 都内の高校に通う中谷果奈さん(16)と大日方幸紀さん(16)は12年夏のキャンプ(集中講座)に参加して以来、はまった。新しいアプリを企画して制作する「開発」に、かっこよさや楽しさを感じたからだ。