2017年12月20日、日本航空はビジネスメール詐欺の被害を受けたことを発表しました。ここでは関連情報をまとめます。 インシデントタイムライン 日時 出来事 : 日本航空に貨物業務委託料の詐欺メールが届く。 2017年8月24日 日本航空が貨物業務委託料7月分として香港の銀行へ1回目の振り込み(ビジネスメール詐欺)。 2017年9月7日 日本航空が貨物業務委託料8月分として香港の銀行へ2回目の振り込み(ビジネスメール詐欺)。 2017年9月25日 日本航空に旅客機リース請求の詐欺メールが届く。 2017年9月29日 日本航空が旅客機リース請求として香港の銀行へ振り込み(ビジネスメール詐欺)。 数日後 何者かにより送金先口座から資金が引き出された。 2017年10月 正規の金融会社から日本航空へ支払い督促。*1 2017年10月7日 日本航空が詐欺被害を受けていたことを把握。 2017年11
※この記事は以下の記事の翻訳です。 www.deepdotweb.com - ダークウェブ上に存在するサイトで世界最大だったAlphaBay(以下AB)、今年7月5日に閉鎖されるまでに会員数は40万人を誇っていました。管理人はカナダ人のアレクサンダー・カーゼス、タイで逮捕され独房で自尽しました。しかし、ABにおいてその人気を利用し影でフィッシング詐欺を行うPhishKingzという人物がいました。彼もまた有名でTradeRouteやその他のダークウェブ上にあるウェブサイトを標的に攻撃などを行いニュースにもなっています。 今回はDeepDotWeb(ダークウェブをまとめている人気のニュースサイト)がPhishKingzに対してインタビューを行い記事になっていたのでそれを翻訳しました。 - あなたは誰ですか?そして何を行なっていますか? こんにちは私はPhishKingzです。フィッシング詐欺
日本航空は、何者かが取引先を装って送りつけてきた航空機のリース代などを請求する電子メールを信じ込んで、3億8000万円余りを指定された海外の銀行口座に送金してだまし取られたと公表しました。 メールには「振込先の口座が変更になった」と記されていて、送信者が取引先の担当者の名前になっていたうえ、添付された請求書も実物そっくりでサインもあったことなどから信じ込んだということです。 さらに、アメリカにある航空貨物の事業所でも、ことし8月と9月、同様の偽のメールにだまされて合わせて2400万円を振り込み、被害額は合わせて3億8400万円に上るということです。 日本航空は、本物の取引先から振り込みがないと指摘されるまで、だまされたことに気付かなかったということで、警察に被害を届け出ましたが、このうち、リース料の3億6000万円はすでに全額が引き出され、回収できなくなっているということです。
日本航空は20日、約3億8千万円の「振り込め詐欺」の被害に遭ったと発表した。取引先になりすましたメールで航空機リース料などの支払いを要求され、応じてしまったという。同社は20日までに、警視庁や振込先銀行のある香港の警察、米連邦捜査局(FBI)に被害届を出した。 被害は、米国の金融会社からリース契約で導入している機体(ボーイング777型)の支払いをめぐって起きた。日航の説明では、取引のある金融会社の担当者を装うメールが9月25日に届き、支払口座を香港の銀行に変更したと伝えてきた。送信元のアドレスは画面表示上、担当者のものと同じだったため、日航側は信じて同月29日に約3億6千万円を送金した。翌10月、本物の金融会社から督促があり、だまされたことがわかったという。香港の銀行からはすでに金は引き出されていた。 このほか日航の米国にある貨物事業所にも似た手口のなりすましメールが届き、8月と9月に、計
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