【RSA Conference】「反米意識」で動くサイバー犯罪組織,Secure Computingの研究者が分析 2008年4月11日まで開催された「RSA Conference 2008」の重要なキーワードは「サイバー犯罪との戦い」であった。基調講演では国土安全保障省(DHS)の長官が「サイバー犯罪と戦うために技術者よDHSに来たれ」と訴えていたが,実はサイバー犯罪組織も「米国との戦い」を掲げて構成員を集めていた--。米Secure Computingの研究者が,同カンファレンスの講演でこのような分析を披露した。 ネットワーク・セキュリティ機器ベンダーであるSecure Computingで,「インテリジェンス(諜報)分析」を担当するDirectorであるDmitri Alperovitch氏(写真)は,サイバー犯罪組織のことを「オンライン犯罪エンタープライズ」と表現し,その現状をRS