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ブックマーク / www.sakudaira-angel-clinic.jp (5)

  • 摂取脂肪酸の種類と精子運動率の関係|クリニックブログ|佐久平エンゼルクリニック

    男性にも出来ることがあります 不妊症の半分は男性因子(男性側に原因がある)と言われています。最近当院でもご夫婦で一緒に来院される患者様も増え、不妊治療への男性の参加が徐々に浸透しているのではないかと感じるところです。そのような患者様からいただく質問の中で最近多いのが、”夫である私に何か出来ることはないですか?”というような類のものです。生活習慣が妊孕性に影響するということは常日頃お伝えしているところではありますが、そのような中から、摂取する脂肪酸の種類が精子運動率に影響するという論文を紹介します。 Dietary fatty acid intakes and asthenozoospermia: a case-control study 出典は2015年のFertility&Sterility(アメリカ)です。テヘラン(イラン)のグループが発表しています。学問の世界では政治的な対立(アメリ

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  • 精索静脈瘤セルフチェックのすすめ|クリニックブログ|佐久平エンゼルクリニック

    精索静脈瘤(Varicocele)とは? 精巣(睾丸)の静脈が蛇行拡張し、瘤状になったものを精索静脈瘤と言います。ひどい場合はいわゆるミミズ腫れのようになります。解剖学的な理由から左側に多いと言われています。百聞は一見にしかずと思われますのでこちらの写真をご覧ください。(家庭の医学大全科より拝借いたしました) 自分の陰嚢を確認して、これに近い状態があればほぼ精索静脈瘤ありと考えて良いかと思います。 精索静脈瘤↓↓  家庭の医学大全科より 精索静脈瘤は男性不妊症(精子形成障害)の原因になることが以前から知られています。静脈瘤はすなわち血流の滞(血の流れが悪い状態)です。精巣内の血流障害で精巣温度が上がり、精子形成障害になるなどの説が言われていますが、精索静脈瘤でなぜ精子形成障害が起こるのか詳細な原因は不明とも言われています。(不妊でない人にも精索静脈瘤を認めることもあります。精索静脈瘤=不

    精索静脈瘤セルフチェックのすすめ|クリニックブログ|佐久平エンゼルクリニック
  • 不妊治療におけるこれまでの”常識”を覆す|クリニックブログ|佐久平エンゼルクリニック

    基礎体温は当に必要か? 妊活を始めると、多くの方がまず最初に始めるのが基礎体温の測定ではないでしょうか?毎朝一定の時刻に体温を測定し、”この日”と思われる日にタイミングをとり、高温相の温度変化に一喜一憂し、そして体温の陥落とともに気持ちも沈む・・・これは多くの方が実際に経験されているところではないかと思います。一般の産婦人科に、挙児を希望して受診したところ、まずは基礎体温を2、3ヶ月つけてから出直しなさい・・というようなことを言われた方もいるとかいないとか・・・ところで、基礎体温は妊活(不妊治療)をする上で当に必要でしょうか?当院では、以下のような理由から、基礎体温の測定を行っておりません。やってみたいという方には無理に止めたりはしませんが、つけてくださいとは言っていません。なので、当院には基礎体温表も置いていません。これから始める不妊治療にあまり有用な情報が得られず、基礎体温をつける

    不妊治療におけるこれまでの”常識”を覆す|クリニックブログ|佐久平エンゼルクリニック
    serendipin
    serendipin 2023/08/13
    自然周期で単一卵胞発育の場合の成熟卵胞かどうかの目安は1卵胞あたりエストラジオール値200pg/ML
  • ビタミンDとAMHの関係|クリニックブログ|佐久平エンゼルクリニック

    AMHとビタミンD 体外受精の治療成績とビタミンDの相関が指摘されるなど、近年生殖医療の分野で、ビタミンDの重要性が注目されています。ビタミンD低値の人ではAMHが低いと言うことがわかっており、ビタミンDが低値の人ほどAMHが低いということが知られています。AMHはビタミンDの影響を受けていると考えられています。 AMHに関する誤解(実は卵子数を反映している訳ではなかった) AMHは多くの方がご存じの通り、一般にはいわゆる”卵巣年齡検査”として知られています。AMHの説明を受ける際に、”卵巣年齢が若い=卵子がたくさんあります”とか、”卵巣年齢が高い=卵子が少ないです” などの説明を受けている方も多いのではないかと思いますがこの説明は実は正確ではありません。(と、言いつつも、私自身も患者様が理解しやすい様に外来では上記のような説明をしてはいるのですが・・)。AMHは、正確には前胞状卵胞から分

    ビタミンDとAMHの関係|クリニックブログ|佐久平エンゼルクリニック
  • 知っておきたいAMHに関する話題|クリニックブログ|佐久平エンゼルクリニック

    AMHとは何でしょう?? AMH(Anti-Müllerian hormone =抗ミュラー管ホルモン)とは、発育途中の卵胞である前胞状卵胞から分泌されるホルモンです。AMHの数値は前胞状卵胞の数を反映すると考えられており(AMHが高い=前胞状卵胞が多い)、その値は卵巣内にどのぐらいの卵が残っているか、つまり卵巣の予備能がどれほどかを反映する指標と言われています。卵巣予備能とは、卵巣の中に残っている卵子の数の目安のことです。AMHは卵子の在庫(ストック)の量の目安となりますが、ストックされている卵の質がいいのかどうか?(妊娠できるかどうかは卵子の質によって決まりますので、つまり妊娠できるかどうか?ということになります)は全く別と言われており、AMHの値は妊娠できるかどうかの指標にはならないと言われています。卵子の質は年齢に比例して悪化すると言われており(歳を取ると卵子の質が悪くなる、これを

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