プロセッサにはスタックを操作するためのレジスタや命令があります。 スタックは主に次のデータを格納するために使用します。 リターンアドレス ベースポインタ 引数 ローカル変数 スタック スタックとは後入れ先出し(LIFO;Last In First Out)方式のデータ保存領域です。 データをスタックに入れる操作をpushといいます。 データをスタックから取り出す操作をpopといいます。 popで取り出すデータは最近pushしたデータです。これがLIFOといわれる理由です。 具体例を示します。最初スタックに61,27,67のデータがあるとします。 push 20するとスタックのトップにデータが追加されます。 popするとスタックのトップのデータが削除されて取り出されます。 スタックという言葉には干し草の山という意味があります。 干し草の山(スタック)に干し草(データ)を積み上げたり(push