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2006年5月28日のブックマーク (3件)

  • 半休眠ぶろぐ 年金不正免除問題に見る病理。

    年金不正免除について、一言。これは、「社会保険庁の職員の悪行であり、村瀬長官を批判するのは筋違い」ということを主張しておきたいと思います。 23日の朝日新聞一面トップは、大阪と長崎を中心とした各地の社会保険事務所が不正に年金の納付を免除していたことを伝えるスクープでした。報道ステーションの古館さん、あるいは民主党の長議員などは、村瀬長官が率先して納付率引き上げの「プレッシャー」をかけたとして「組織ぐるみ」の不正、果ては村瀬長官を引き抜いた小泉総理の責任にまで言及していました。 全体として言いたいことは、社会保険庁の職員の悪行であり、村瀬長官を批判するのは筋違いということですが、いくつかポイントを指摘しておきたいと思います。 第一に、「納付率を引き上げるよう上(長官)からプレッシャーがかかった」という点ですが、私の率直な感想は「そんなの当たり前」というものです。世の中、いわゆる「勝ち組」に

  • オープンソースの対話法 - 玄倉川の岸辺

    たしかずいぶん昔に読んだ司馬遼太郎の小説(「竜馬がゆく」とか「世に棲む日日」とか「花神」といった幕末を舞台にした小説のどれか)の「以下、余談として」部分に「維新の志士たちは相手が隣の家に住んでいても複雑な問題については会って話すより手紙を往復させることのほうが多かった」といったことが書かれていた。 いや、もしかしたら丸谷才一のエッセイだったかも。出典についてはちょっと自信がない。 それはともかく、幕末当時の日語はまだ不自由で、明治になってから作られた翻訳語(「科学」とか「経済」とか)も存在せず、抽象的な議論をするのはなかなか難しかった。自分の考えを明確に表現するためにはどうしても文語を用いて手紙を書く必要があった。結果として直筆の手紙がたくさん残されており、一級の歴史資料となっているという。 そのことを知った当時少年だった自分は、「昔の人はなんて筆まめなんだろう」「とても真似できないや」

    オープンソースの対話法 - 玄倉川の岸辺
  • 為替王 : カーストという身分制度のあるインドから見た日本の格差社会 - ライブドアブログ

    今週はインド株が一時急落したこともあり、インド人の経済専門家に、問い合わせました。 Qは、私がした質問、 Aは、インド人経済専門家の返答です。 Q:今週のインド株急落についてどう思うか? A:インド株は新興市場の平均的な上昇率を上回って過度に上昇していた。だから下落幅も大きかったが、長期的には心配していない。 Q:インド株急落の原因は何か? A:新興市場全体の動きに影響された。インド株式市場固有の問題点を挙げれば、主要銘柄数が少ない。たった30銘柄で市場全体の株式時価総額の50%を占めている。このことは、“インドの株式市場の深さがない”ことを表している。これは今後も市場乱高下要因となり得る。 Q:インドでは、カースト制の下層階級出身の人々の公的機関での雇用者数や大学の学生数を大幅に引き上げる政策が打ち出されたが? A:今までは下層階級に割り当てられる席は全体の2割だったが、今回の計画では5