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書誌情報:八坂書房,207頁,本体価格1,900円,2009年11月25日発行 悩ましい翻訳語―科学用語の由来と誤訳 作者:垂水 雄二発売日: 2009/11/01メディア: 単行本 - マルクスの抜粋ノートに Henry Dunning Macleod (1821-1902) からのものがある。労働価値論を批判し,限界効用逓減を考案し,限界革命の先駆者とされる人物である。Macleod は「マクラウド」と表記することが慣例になっているが,Macleod の字面からは「マクラウド」は想像しにくい。人名表記は現地音主義を採っているので,「マクラウド」と読むのだと言われると,そうですかとしか言いようがない。かつて,最初にケインズ (J. M. Keynes) が紹介された時,「キーンズ」か「ケインズ」かで大論争があったことがある。結局,本人から「サトウキビ(複数) (sugar canes)」
前回から小説『機動戦士ガンダムUC』の著者であり、アニメ版の制作にも関わっておられる作家の福井晴敏氏にお話をうかがっている。今回はガンダム好きである筆者が「一ガンダムファン」として作品についての疑問や、福井氏の作品に対する思い入れなどを伺った。(前編はこちら) ■「宇宙世紀」を包み括る「『ガンダムUC」』の時間軸 ━━ 『ガンダムUC』はアムロとシャアが登場する『機動戦士ガンダム』(以下ファーストガンダム)以前の物語から始まり、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(1988年 劇場作品)以降の時代から本編が展開します。時間軸をここに持って来たのは何故ですか? 福井氏:本作のターゲットは、いま30代、40代になっている第1次ガンダムブーム世代です。この世代の人たちは自分を含めてアムロやシャアが活躍したいわゆる「ファーストガンダム」に一番思い入れがあると思います。そういったユーザーの“引き”を考
すでに視聴レビューをお伝えした機動戦士ガンダムの最新作『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』。作品としての話題性だけでなく、劇場と同時期にネット配信を行い、PS3でハイビジョン再生ができるなど、話題が豊富で注目を浴びている。また本日、OVA第1巻の初回出荷枚数が7.5万枚を突破したことが発表された(関連ニュース)。アニメ作品BDとしての初動枚数記録を塗り替える快進撃を見せている『ガンダムUC』。本作は、これまで「劇場公開」→「DVD/Bul-ray Disc(以下BD)タイトル販売とレンタル」→「有料放送(WOWOW/スカパー!など)」そしてようやく「ネット配信」というタイミングだったが、その常識を覆した作品でもある。 今回、小説『機動戦士ガンダムUC』の著者であり、アニメ版の制作にも関わっておられる小説家の福井晴敏氏に、ハイビジョン時代のアニメ制作についてお話を伺った。そして後半は、せっ
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