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生命科学の新しい潮流 理論生物学 (ISBN978-4-320-05713-5) 望月敦史 編集 A5,290頁,3800円 ●内容 現在,生物の高次機能を作り出す分子メカニズムが次々と明らかにされている。その結果,遺伝子や蛋白質などの多数の生体分子が相互作用する制御ネットワークが,生命現象を作り出す根源だと分かってきた。これらの複雑で動的なシステムを解明するために,数理科学や計算機シミュレーションなどの理論的方法が期待されている。しかし,実験生物学を専門にするものにとって,数理科学や物理学などの理論的手法はまだ敷居が高い。また生物学に関心をもつ理論系の研究者にとっても,生物学研究についての適当な解説書はほとんどない。 このような背景のもと,生物学における新しい手法である理論生物学を解説し,紹介する目的で本書は執筆された。本書は二つの側面を柱として持っており,「生命現象の理解に
●刊行の趣旨 データサイエンスは,理論だけではなく,実際のデータを操作・解析・マイニングを行わなければならない。そのためには,基礎理論を理解し,その理論に基づいてツールを用いて実現しなければならない。そのツールとして近年フリーであるRが急速に普及している。Rには,すでに数千のフリーパッケージが公開されている。また,Rに関する訳書・和書は20冊を超えているが,初級レベルのものがほとんどである。また,データサイエンスは,理工系だけではなく,非理工系や多くの専門分野で用いるようになっている。非理数系の人の中には,数理的な基礎が弱く,直接厳密な数理理論からデータサイエンスに入門するのが困難である方がほとんどである。そのような方々にとっては,実践的に入門を行い,数理理論を徐々に理解するのも一つの方法である。数理に強い方,弱い方などに関係なく幅広く,長く利用できる本を提供することが本シリーズを企画す
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