ブラジル北部ロライマ(Roraima)州のヤノマミ人保護区付近で伐採された森(2011年11月21日公開)。(c)AFP/HO/HUTUKARA YANOMAMI ASSOCIATION/Morsaniel Iramari 【9月5日 AFP】ベネズエラ南部国境沿いのアマゾン地域で7月、先住民族のヤノマミ(Yanomami)人80人がブラジルから不法入国した金の採掘業者に虐殺された疑いが強まっている。ベネズエラ政府は、調査を行ったうえでそのような事実はなかったと断定したが、非政府組織(NGO)などは事実であると強く訴えている。 ベネズエラの複数の閣僚によると、政府の調査団が8月31日に辺境地域を訪れているが、事件が起きたことを示す証拠は見つからなかったという。これに対し、複数の先住民族のとりまとめを行う団体「COIAM」は、検察当局と軍警察の一団は虐殺現場を訪れておらず犯罪の有無を確認でき
ワシントンD.C.(Washington, DC)で撮影された米アップル(Apple)のスマートフォン(多機能携帯電話)iPhone(2012年3月1日撮影、資料写真)。(c)AFP/Karen BLEIER 【9月5日 AFP】ハッカー集団「アノニマス(Anonymous)」に関係のある「AntiSec」と名乗るグループが、米連邦捜査局(FBI)のノートパソコンに侵入し、米アップル(Apple)のスマートフォン(多機能携帯電話)iPhoneやタブレット端末iPadのユーザー1200万件の個人情報を入手したと主張している。一方、FBIは、そもそもそのようなデータを持っていなかったとしている。 AntiSecは3日、盗み出したとする1200万件のデータのうち、アップルのiOS端末の機器固有コード「UDID」100万件を公開した。 FBIは声明を発表し、「FBIのノートパソコンに侵入されUDI
原子力委員会が原発推進側を集め昨年十一月に開いた秘密勉強会の場で、電力各社でつくる電気事業連合会(電事連)の幹部が、使用済み核燃料の再処理事業は、原発に使用済み核燃料がたまって稼働できなくなるのを防ぐため、と明言していた。国も電力会社も、再処理はウラン資源を節約し、エネルギー面の安全保障のためだと再三強調してきたが、虚偽の説明だったことになる。 発言者は電事連の原子力部長。内閣府の検証チームが集めた議事資料などによると、昨年十一月二十四日の会合で、原子力委の鈴木達治郎委員長代理が「電力会社としては、コストが高くても再処理する理由があるのか。とりあえずは(使用済み核燃料を)処理できるということがメリットか」と部長に質問した。
ベルギーの首都ブリュッセル(Brussels)市内の様子(2009年8月19日撮影、資料写真)。(c)AFP/BELGA HERWIG VERGULT 【9月5日 AFP】ベルギーの首都ブリュッセル(Brussels)では今後、街中での言葉遣いに注意する必要がありそうだ――市当局がこのたび、街頭での侮辱的な言動に対して最大250ユーロ(約2万5000円)の罰金を科すと決定したからだ。 フレディ・シールマンス(Freddy Thielemans)市長(ワロン系社会党)は4日、「今後、人種差別的または同性愛嫌悪的な言動など、いかなる形での侮辱も罰則の対象となる」との声明を市当局者を通じて発表した。 欧州連合(EU)など多くの国際機関が所在するブリュッセルは、家族連れに優しく教養にあふれる都市として知られている。だがシールマンス市長は今回、大都市には付き物である「不快な言動」の根絶を目指すことを
◇「根拠」操作の疑念噴出−−(1)電力需要(2)融通電力量(3)揚水発電量 世論の反対を押し切って野田佳彦首相が決めた関西電力大飯原子力発電所3、4号機の「再稼働」。まだ残暑は厳しいが、夜の風に涼しさを感じ始めた今になっても「正解だった」という声はあまり聞かない。それどころか、専門家からは「根拠自体が怪しかった」と疑問が噴出しているのだ。【藤田祐子、写真・後藤由耶】 「足りることは分かっていたんですよ、最初から」 原発再稼働の必要はなかったと強い語調で語るのは、NPO法人環境エネルギー政策研究所所長で大阪府市特別顧問の飯田哲也氏。実際、この夏の供給と需要の数字を振り返ってみると、再稼働が必要だったかどうかは疑問だ。 「原発ゼロ」の段階で関西電力の供給力は2500万キロワット以上あったが、そこに大飯原発3、4号機の計236万キロワットが上乗せされ、さらに他電力会社から融通可能な分などを加えれ
【テヘラン鵜塚健】国連は4日、内戦状態にあるシリアからトルコやレバノンなど周辺国に脱出した難民が、8月だけで10万人を超えたと発表した。1カ月の難民数では過去最悪。反体制派の集計では8月の死者数も最悪の5440人に上っており、シリア国内の人権状況の悪化が進んでいる。 中東の衛星放送アルアラビーヤによると、赤十字国際委員会のマウラー総裁は4日、首都ダマスカスでアサド大統領と会談し、人権状況の改善などを求めた。アサド大統領は「赤十字が公平である限り、活動を支持する」と答えた。 シリア国内では4日も政府軍と反体制派との衝突が続いている。ゾアビ情報相は3日、「政府軍がシリア全土で治安の安定を実現させるまで(反体制派との)対話はしない」と語り、改めて徹底抗戦の意思を示した。
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